「最初」と「印象」 ~起業家の名刺術~

2014年12月26日
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起業家にとって、とても重要な「時」がある。それが「最初」のインパクトである。起業家になると普段では考えられないぐらいの方々とお会いする機会が増える。というか、増やさないといけない。そんな中で、年間何千人も会っている中で、はたして全員覚えているだろうか?
これは、逆にお会いした方々の印象に、自分が残っているかも気になるところ。起業家にとって、印象に残れる最初の自己紹介が必要になる。それを支えるのが名刺である。

meisi

印象に残らないは、存在しなかったのと同じ

印象に残ることは、とても大事である。初めてお会いした時に、直接仕事にならなくても、数カ月後や数年後に、お呼びがかかることがある。印象に残っていれば、わざわざ名刺やホームページを探して問い合わせしてくれる。印象に残っていなければ、一生問い合わせがくることはない。つまりは存在しないとの同じである。

僕の場合は、印象に残るインパクトが、学生で起業したというステータスだ。かなり印象が強かった。その御蔭で問い合わせ頂くケースも多かった。でも、この印象は賞味期限がある。保って3年でした。
印象に残るインパクトは、「仕事内容」だけでない。個人的なプロフィールでも残せる。たとえばよく使うのが、「ホルモン」である。 ぼくは、ホルモンが好きである。仕事内容とは関係ないが、いつも自己紹介時には、「美味しいホルモンで、釣られて無料相談です!」と言うと、本当に、「美味しいモツ焼き知ってるけど、飲みながら打合せしない?」などの、お誘いを頂く。 また、最近ではホルモンうどんで有名な津山市から、「ホルモン好きの先生がいると伺ったので講師をお願いしたい」という依頼が来るぐらいだ。

印象は、存在の証拠である。

人見知りは、自己紹介からホームグランドで戦う。

僕は、営業のプロでも何でもない。単なる起業家。さらに言えば、人見知りをするタイプ。
それでも、色々な方々と名刺交換をしてネットワークを広げていかなくてはならない。そんな時、名刺という武器を使っている。それは、自分の得意とする話しに持ち込めるトラップを名刺に仕込むことである。
前節にも書いてあった「ホルモンが好き」と名刺に書くことはないが、そんな話しの流れにできるトラップを仕込むのである。そもそも初対面で、話しを盛り上げようとすると、必ず「名刺」を軸に質問していくケースがほとんど。
「社長さんですか?」 「プロデュースって何をされるんですか?」
など、名刺に記載してある、役職や職業で広げるケースが多い。ただ、イメージのつきにくい職の話は、お互い質問も説明も困る。なので、お互いが名刺を通じて楽しく会話が出来るようにトラップを仕込む。

トラップの基本は、突いてほしいことを大きく目立つように書くことである。たまに、名刺の裏に細かくたくさん書いている方がいるが、情報量が多いと、何を質問していいかわからなくなるし、印象に残りにくい。
だから、一個に絞る。僕の場合は「共に汗かくプロデュース屋」である。言葉だけだと意味がわらないから、いつも質問される。その時に、うちの仕事の考えや内容を説明する。そうすると、覚えてくれる。
「共に汗かく」は、仕事現場も、仕事の打合せも、仕事後の飲み会も一生懸命だといつも話している。そのためか、「飲み会」だけ印象に残っているクライアント多いいが・・・(汗)

 

次回予告:起業当初の営業活動

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