起業テーマとの出会い ②

2015年03月16日
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3月も中旬。
いよいよ待ち遠しい春がやってきますね。
春は別れの季節でもありますね。異動、転勤、転職、そして起業も4月が多いでしょう。

起業の原動力

前回のコラム「起業テーマとの出会い①」
「独立起業していく際のキッカケ、または取り上げるべきジャンルや提供するサービスの源泉」についてお話しました。
普段からしている仕事、仕事の周りの中にこそ、「なんかおかしくないか?」「もっと根本的に変えられないか」と疑問や改善の視点を持つことがあるのではないか。良く知っている業界、仕事、関係性の中だからこそ気付く、起業の際に取り組むテーマやニーズ、提供する商品への気付きがあるのではないか、というお話でした。

今回も前回と同じように「起業する際の原動力となったキッカケ」「なぜこのサービスを提供しようと思ったのか」という部分について、別の角度からお話してみたいと思います。
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数年前に、あるビール会社のCMで「なるほど!」と思ったことがあります。
「ないものは、作るしかない」

無いものは作るしかない

ビールメーカーとしての「モノづくりへのこだわり」を表現したキャッチコピーでした。これを見てとっても共感したのですね。市場調査やマーケティングによってお客様志向を追及することも大事。だけれども、作り手も消費者の1人。作り手が欲しいモノ、いいと思うモノを一生懸命に作ることも大事なのではないか、というメッセージと感じました。

ちょうどそのころ私は、マーケティングの仕事をしていた事もあり、やれ市場データや販売データ、などの過去のログデータを解析する企業や担当者が多くお客様におりました。その中で、過度の消費者志向、過去のデータ志向に対して少し偏重気味な雰囲気に疑問を感じていたのです。その中での、「ないものは、作るしかない」これは、言いえている!メーカーとしての意気込みを感じたものでした。

この「ないものは作るしかない」という考え方。
これは、起業にあたっても、あてはまるのではないか、と感じました。世の中のトレンドを読んで、先手を打つことも大事。過去のデータを分析して、新しいサービスを提供する事も大事。お客様の声を徹底的に聞いて、新しい価値を提供する事も大事。
しかし、自分自身も一消費者である、と考えてみれば、自分が欲しいモノがない、という感覚、感性は、起業の際にもつながるはずです。「こんな商品が欲しい!」「こんなサービスは喜ばれるはずだ!」と考える原点となるはずです。

もちろん、個人、自分1人の感性やニーズでは、起業はもちろん、市場化は難しいかもしれません。自分のアイディア・ニーズを周りに確認したり、高度化していったり、買いやすいモノにしていくことは、その後必要でしょう。そのままで出来ることはゼロかもしれません。

しかし、あれこれ考え過ぎて、
「あれも駄目だ」
「これも難しい」
と潰してしまっていないでしょうか。自分の一消費者としての生の声を・・・

「ないものは作るしかない」と感じたら、
「膨らませてみるべきテーマである」
「起業して取り組んでいくテーマとなる可能性がある」
そう自信を持ってみてはいかがでしょうか。

私自身も、この気持ちは忘れずに持っています。でやっています。
「なんで、皆この部分の不満を解消しないのかな~」
「俺だったら、こんなサービスがあると助かるのにな~」

皆さんの心にある『ないから作るしかない』は何ですか?

 

Brew株式会社
代表取締役 原 佳弘

 

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