セミナーへの不満とそれでも参加するメリット

2016年07月27日
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セミナー参加者の不満はどのようなものか?

起業家向けに開催されているセミナーってどんな内容なの?そもそもセミナーに参加する価値ってあるの?という疑問を持たれている方も少なくないと思いますが、実際のところセミナーの内容も千差万別といったところで、参加して良かったと思えるものからイマイチというものまで色々あります。

これほどまでに意見が分かれてしまう理由は、セミナーを行う側とセミナーを受ける側それぞれに問題がある場合もあるため、一概に「セミナーのクオリティが低い」とか「講師のレベルが低い」などと簡単に図れるものではありません。

例えばいくつかの例をあげてみましょう。

セミナーの内容が既知の情報

このような場合、セミナー講師の問題と言うよりも受講者の問題のケースが多いかもしれません。

通常、セミナーの参加者募集をする場合、セミナーの内容のアウトラインは公開されています。セミナーの内容が公開されていない場合には、そもそもセミナー主催側が公開をすべきという状況ではありますが、それらが公開をされている限りは、その内容を確認した上でセミナー参加の希望の有無は、参加者側にゆだねられていることになります。

何かしら新しい情報が得られると思えるような記載があった上で参加したのであれば、もちろんそれは表現の問題として主催者側に非があると思いますが、多くの場合には受講者側が「勝手に期待をした」だけの話が、主催者側に責任転嫁されてしまっていることは頻繁に聞く話です。

セミナーの内容が難しい

これも講師の説明が下手なのか、内容そのものの理解が難しいのかにもよって判断が変わってしまいます。

当然、初心者にもわかりやすい言葉を使い、わかりやすく説明する能力はセミナー講師には求められるスキルです。

それが出来ていない場合にはセミナー講師に非があると言えますが、セミナーの内容を理解するために必要になるベース知識がある前提で行われているセミナーの場合、そのベース知識の欠如は受講者側の問題になるため、セミナーがどのような層に向けて行っているのかを事前にしっかりと把握することが求められます。

セミナー講師の情報が現場に則していない、または最新ではない

このようなケースが発生した場合、その非は100%セミナー講師側にあると言えます。

そしてそのようなセミナー講師は必ずしも数が多いわけではありませんが、無料セミナーの場合などは遭遇率が上がってしまう可能性はあるかもしれません。

無料での講師は、その後の集客目的の為の導線となっているケースもありますが、何よりも無料であるが故の責任の所在があまり明確ではないという特徴があります。

その点、有料のセミナーであればこのようなケースは聞いたことがありませんので、有効に活用すればその参加料以上の価値ある情報を手に入れることが出来るといえるでしょう。

セミナー講師との相性が悪い

これは敢えてどちらに非があるかと捉えるならば、客商売としてセミナーを行っているセミナー講師側のスキルや経験不足であると言えるかもしれませんが、公平に考えると「どちらにも非はない」と言えるのかもしれません。

また、参加セミナーの数をどんどん増やしても、ことごとく「相性が悪い」と感じるようであれば、問題は講師ではなく自分自身を疑ってみるのが良いかもしれませんね。

論外なケース

上記以外にも、例えばネットで調べればすぐにわかるような内容しか語られなかったり、教材の押し売りトークが激しくてほかの話題になかなか移行してくれない等の論じるに値しないようなケースも存在するのは事実ですが、頻繁に遭遇する話ではありません。

このような不満が発生するという前提に立ったうえで、それらを自己努力の範囲でカバーするためには、事前知識を自分で身につけ、セミナー講習の内容を事前にしっかりと把握し、不明点などがあれば問い合わせをした上で参加をするように心がければ、セミナーをより有効に活用できると思います。

それでもセミナーに参加するメリットとは

さて、これだけの不満の種類を挙げた上でセミナーに参加する価値とはどんなところにあるのでしょうか?
まずセミナーは既にご存じの通り、講師が目の前で知りたい情報について語ってくれる場所です。

書籍やネットの場合だと重要な項目や本当に大切なポイントを文面だけでしか読み取ることができないので、確実に伝えたい情報がなかなか伝わってこない場合も多々あるのですね。
しかしセミナーだと口頭ですべてを説明してくれるので強調したい部分とそうでない部分を口調から捉えることができますし、講師の表情やジェスチャーも加わって臨場感も増していきます。
また、ほかの参加者と意見交換を交わしたり知りたい情報を共有できるのもセミナーならではの光景です。

人脈を広げる必要がない方はあえてセミナーに参加する必要性も無いとは思いますが、独学では行き詰ってしまう、誰かと意見交換を交わして刺激を得たい場合にはセミナーという新しい環境はうってつけです。

同じような考えを持つ起業家たちとコミュニケーションをとれる機会でもあるので、セミナーでノウハウを学ぶ目的以外にも幅広い理由で活用できるものだと言えます。

学校などでは「教えられたこと」をひたすらインプットしていけばよい教育を受けた人がたくさんいると思いますが、セミナーはそのような「インプット」をすればよいだけの場とは明らかに異なります。

インプットをしながら、アウトプットも行い、さらにインプットをするような双方向のコミュニケーションを通じて、自分一人では得られなかった知識や考え方に触れる場という表現が適切でしょうか。

 

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