起業時に悩んだこと~電話番号の信用力”050番号”や”090番号”は大丈夫?~

2016年02月25日
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電話番号の信用力
事業を始めるときに、「電話番号」や「FAX番号」、さらには「ドメイン」といった、お客様と繋がる窓口に、「信用力」を持たせたいと思うのは、起業時なら誰もが考えるところ。

「携帯電話でビジネスになるのか?」「IP電話でも良いのだろうか・・・」特に、電話番号について、今回は事業を10年やってきた経験から、以下にまとめました。

〈内容の構成〉

  • 携帯電話やIP電話の番号で信用力は大丈夫?
  • ホームページやイベント告知用に携帯電話やIP電話は・・・
  •  秘書機能付きの転送電話サービスを利用する

携帯電話やIP電話の番号で信用力は大丈夫?

電話番号に対するイメージ調査を2012年に「日経コミュニケーション」の読者モニターにアンケートを取ったデータがある。050番号に対する世間一般のイメージについて、信用があるかないかで聞いた結果、「ある」の5.1%、「ない」が21.2%と大きく上回った。
最多は「どちらでもない」の61.8%。しかし、自由意見欄では「050番号で着信があるとセールスか迷惑電話と身構える」「勧誘電話が多いイメージ」といった意見があったそうだ。

私も、同じイメージと感覚です。ビジネスをしていて、「携帯の番号」や「IP電話の番号」に関して、悪いイメージを持たれている感じはない。上場しているような、ビックな企業の担当者とも名刺交換することは、数多くあるが、全然問題なく取引している。 しかし、「050~」から電話がかかってくると、「ん?インターネット系の勧誘?」と感じることはある。

ちなみに、うちの会社も10年間、代表電話番号はIP電話を通してきた。 「PHSですか?」と聞かれたことはあったが、悪いイメージを持たれている感じはない。なぜなら、今のところ10年間会社は生きてますし・・・。

ホームページやイベント告知用に携帯電話やIP電話は・・・

 上述までは、「名刺交換における」感じ方です。しかし、ホームページやイベントなどの告知用の電話番号としてどうかは、違います。
まず、名刺交換時は、それなりにコミュニケーションをが取れ、「電話番号が・・・」なんて信用より、「この人は・・・」という視点で信用を見られているため、良かったのだと感じる。
問題は、対面でコミュニケーションが取れない、「ホームページ」や「告知用のリーフレット」の問合せ番号が、「携帯」や「IP」の電話番号で良いかという視点だが、これは、東京であれば「03~」の固定番号が良いと考える。
なぜかと言いますと、「組織感」や「規模感」がないため、信用できないのである。携帯電話は個人につながるツールです。大きな組織の受付に繋がるイメージはなく、ホームページやリーフレットを通じて、何かの申し込みを受けるのであれば、ユーザーとしては「個人」でなく「組織」に申し込むため、個人を連想させる携帯番号は信用にかけます。
実際に、とあるイベントの事務局をした時、事務局の問合せ番号を携帯番号にしていると、問合せが全くなかった事がありました。050番号のIP電話も「PHS」と勘違いする人が多いいので、同じことが言えます。

転送電話サービスを利用する

 しかし、固定電話の番号にすれば良いか?というものも、また違う。それは、日中確実に電話を取れるかという点。小規模で始める起業家にとって、「電話番号」がどうかより「電話を確実に取れるか」が重要。いつどんな問い合わせや、取材の依頼などが入るかわかりません。私の友人に、打ち合わせ中に着電を出ることができず、3000万の受注を逃した奴がいます。ちなみに、その友人の会社は潰れてます。(別にこの失注が原因ではないですが・・・)
電話に確実にでることが、創業したての起業家に求められる事です。でも、限られた人数の中で、電話応対は難しい。そこで、使えるサービスが、
「秘書代行付きの電話転送サービス」
このサービスを使えば、月に1万円もかからずに、電話応対してくれる秘書のような機能が持てる。この1万円の投資が惜しい人は、「信用力」を、自分のキャラクターでカバーし、どんな重要な打ち合わせでも携帯電話に出られる度胸をつけるしかないですね。

ちなみに、私は会社が大きくなれば、必ず「事務所移転する」と決めていたので、住所の縛りがない「IP電話」を、会社の固定代表番号にしています。そして10年間、自分のキャラクターと打ち合わせ時に携帯に出る度胸でやってきたタイプです。そんな経験値から言いますと、打ち合わせ時の「携帯電話」出るは良くなかったです。1打合せに対して、1回の携帯電話ならなんともないですが、着信に対して3回、4回と対応していると、さすがに「そんなに忙しいなら、別の日で良い!」と怒られたこともあります。 慎重にご決断を。