起業する際に必要なヒト・モノ・カネ・スキル

2016年05月12日
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王道の「ヒト・モノ・カネ」はやはり王道

起業をしたばかりの起業家が、その後の起業家人生を順風満帆に進んでいく場合もあるかもしれませんが、メディアに露出をするようなほんの一握りの華やかな起業家の印象とはことなり、実際の起業家の大多数は多く苦労や挫折を経験することになります。

そうであるが故に、多くの書籍やメディアにおいても「成功するために必要なもの」を述べる関連の情報がたくさんあり、またそのような関連の自己啓発セミナーも頻繁に行われている理由でしょう。

個別具体的な各論を除けば、これらのお話の多くは一般的な言葉に置き換えられる傾向が強く、その代表格ともいえる表現は「ヒト・モノ・カネ」ではないでしょうか。

例えば、今現在起業したいと思えば政府や地方自治体が積極的に協力をしてくれたり、ネット上においても起業家支援のサイトやサービスが多数存在しているため、比較的容易に起業する事ができます。

また起業後においても特定のコミュニティーや安価なサービスによって以前においては時間とコストがかかったような作業をすべて代行してくれるようなものも沢山あり、ここまでのラインナップが整っている昨今においては、起業後の成功は、本人のやる気と努力次第と言われても仕方がないと考えることも可能なのかもしれません。

そのような状況下においても、毎年たくさんの方々が起業をし、また同じようにたくさんの方々が企業倒産や自己破産(自己破産が必ずしも事業の失敗に結び付くかどうかは別問題として)をしている現実も直視しなければいけません。

では、2016年現在に起業をする際に何が必要になってくるのでしょうか?という問いに対して、明確な回答をすることは難しいのかもしれませんが、やはり王道は王道なりに成功に必要な要素の多くはカバーできるのがヒト・モノ・カネでもあります。

「ヒト」が意味すること

一つ目の「ヒト」はそのまま「人」ですが、とにかくあらゆる観点からの人的リソースと捉えるとわかりやすいですね。

会社の従業員、取引先や顧客またはそれらの紹介をしてくれる紹介者、同業者やメンターです。

取引先との関係性だけを切り取っても見ても、営業をしたうえで関係性を築いた場合もあれば、旧友などが特定企業の上層部にいるなど、一般的にはコネや人脈と言われるようなものもこの「ヒト」に含まれます。

そのような人と人のつながりから、仕事につながったり、情報を得ることが出来たり、最終選考段階に優位になることなどもありますし、また一緒に仕事をする人たちとの協力や切磋琢磨などなど、あらゆる「人間同士の関わり合い」が起業家の成功に寄与する点は多いのは当然としえば当然でしょう。

「モノ」が意味すること

2つ目のモノは、店舗や商品の原材料、事務機器、自動車、工場であれば製造設備等がございます。

より良いものを持てとか、経営者であればベンツやフェラーリに乗れ、とかそういう話では全くありませんが、必要なものと不必要なものを明確に切り分ける能力は絶対的に必要ですし、また必要なものについては必要な投資をすることに躊躇をするようでは問題です。

特に「モノ」を持つことを重視するのではなく、その「モノ」がどのように売り上げに貢献をするのか、どのようにキャッシュを生み出すのか、という観点に常に立ち、単に所有欲だけに後押しされて所有するものは極力少なくし、ビジネスに貢献し、売り上げや利益に貢献するものを手に入れていくというコンセプトを忘れることなく、起業家としての成長をして行く必要があります。

「カネ」が意味すること

3つ目の「カネ」はもちろん「金」ですね。起業家に対して意味するカネは、起業準備金のことであったり、資本金として資本注入したお金であったり、事業を運営して行く上で必要になる資金であったり、銀行からの借り入れや助成金などです。

また、当然プライベート側において極貧での生活をしながらの起業というのも、精神的に良い影響は与えないため、個人の所得や貯金という領域に範囲を広げて考えても差しさわりはないのではないでしょうか。

その場合には、預金や退職金、証券等の売却可能な資産も含むことになります。

どのような形であっても無駄にお金を減らさないこともしっかりと考える必要がありますし、どのように経費を削減するのか、また削減する優先順位が低いものを率先して削りつつも優先度の高いものを後回しにするような愚行をしていないか?といったチェックは必要になるでしょう。

家賃などの固定費は極力低く抑えておくことが望ましく、その点でシェアオフィスバーチャルオフィスといったコストパフォーマンスの優れるサービスオフィスを効果的に使用することも賢い選択といえます。

最後に

さて、今回は起業を成功させるために必要となる要素に言及をするために、王道でもある「ヒト・モノ・カネ」についてお話をしてみました。

ここで最後にもう一つだけ重要な点として能力を除くことはできない点について留意をすべきです。

能力とは、例えばスキルであったり、専門的な知識や技術、ノウハウやキャリアだったりするかもしれませんが、この能力が全くなく「ヒト・モノ・カネ」があったとしても、短期的な成功はつかみ取ることができても中長期的にその成功を維持できるかどうかは難しい判断だとするならが、やはり「ヒト・モノ・カネ」をいかに上手に運用し、より良いものに変化させていくことができるのかが重要だともいえます。

また、この能力がどのようなものであれ、自分自身が行っている事業に関する差別化を図るポイントになるような場合もあるため、「ヒト・モノ・カネ」が全くない状態でも大きな成功を収める人がいる理由なのだと思います。


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