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シェアオフィスの立地条件について考える

[投稿日]2016/06/15 / [最終更新日]2022/07/22

シェアオフィスをずっと利用するわけではないが・・・

起業時のオフィスですが、当然のことながらできるだけよい立地に構えたいものです。しかし、立地については利便性が高まるほど、その坪単価は上昇していきます。

オフィスグレードを下げずに賃貸料をできるだけ抑えたいのであれば、東京の場合、駅から離れた場所にオフィスを構えなければいけません。また坪単価だけでなく、よい立地には比較的大きなオフィス物件が多い傾向があります。

小規模の事業者が利用するには大きすぎる物件は総額ですでに起業家にとっては手の届きにくいオフィスとなってしまいます。

シェアオフィスを利用する個人・法人は上記のような悩みの中から、優先順位を決めて最終的にはシェアオフィスを活用することを選択することが多いです。

一方で、その実態がどうであれ、多くのシェアオフィスを利用する人々はその利用を一時的なものだと考えている場合が大半のはずです。

これはシェアオフィスがどれほど優れた機能であっても変わることはない事実だと思いますが、その理由は単純に起業を志す人々の大半が自分自身の成功を信じていることに起因しており、事業が順調に拡大をして利益も多く出せるようになれば必然的に、賃貸オフィスへの移転を検討することになるからに他ありません。

「シェアオフィスの利用が一時的である」

この現状を目の前に置いて考えてみても、シェアオフィス利用者の中には真向から相反する二つの結論に行きつく人々を多数見かけることができます。

「一時的な利用だから、という要素が選択基準に加わる人」と「一時的な利用だから、という要素が選択基準に加わらない人」の2つのグループです。

やはりシェアするということがポイント

トピックスを少し変えて話を進めますが、例えば坪単価の高い地域におけるオフィス利用というのは、そのプレミア価格も手伝って極めて高額な賃料になりがちですが坪単価とサイズの問題はシェアすることで軽減が可能となります。

例えば同じ1坪のスペースでも、自分が使っていない時に他の人がそのスペースをシェアすれば、利用者が2人、3人と増え、坪単価は逆に1/2、1/3と下がっていきます。

サイズの問題でも、1人では入居できない物件でも、まとまって利用することで入居が可能になってきます。

こういったシェアによって起業時のオフィスの立地が格段に良くなってきますし、それこそがシェアオフィスとしての名前の由来でもあります。

そのシェアオフィスは電車から降りてから何分かかる?

つまりは、「シェアすることが前提」であり、仮に「一時的な利用を目標(良い意味で)とすることが前提」となるべきシェアオフィス選びに関しては、月々の支払の予算に耐えうる限りは、その予算内のベストを選択するべきであるということ。

これは、例えば「空間が気に入ったから」といった長く続くかわからないメリットよりも、当然のように駅に近かったり、利便性が高かったりするような恒久的なメリットを最優先にすべきである、という話につながります。

通勤が面倒にならない

もっと身近な例にしてみても、わかりやすいのは通勤が面倒にならないということ。

起業をするとすべての判断はその起業家に委ねられます。つまり、仕事をするかしないかの判断もすべて自由になります。そのような状態で、立地がよくない場所にオフィスを構えることを想像してください。

土砂降りの雨、何十センチも積もるほどの雪などの場合に人間だれしも「行きたくない」と思うはずです。

これ会社員の場合ですと、判断の余地はないのですが、起業家は「行かない」という選択が可能になります。これはビジネスにとってブレーキとなります。

これが立地がよければ、多少なりともそういう気持ちは軽減されます。

いや、もちろんこのような話をしたところで「そんなレベルの低い話には興味がない」という程度に意識が高い方達も多く、そこにおいては「駅から遠くても自分自身が自律をすれば仕事は問題ないし通勤も問題ない」とおっしゃる方も多数おられるかとは思います。

一方で、これはあくまでも自分自身が利用をする場合での話であって、クライアントの視点から考えればまた上記の判断軸とは全く異なる軸で、「駅からの距離」などについては判断をすべき話になるのは明白です。

来客に不便

立地が悪ければ、来客にも不便を強いることになりますが、不便な場所には誰も行きたくありません。

よって来客が減ってコミュニケーションがとりにくくなる、または自分が相手先に行くことによって、時間的・金銭的・肉体的コストを払うようになります。

特に相手先に行かざるを得ない場合を想像してみてください。すべてのアポを相手先で済ませようとすると移動するために、アポとアポとの間の時間が必要になりますし、交通費も余分にかかってきます。

夏場で移動で疲れれば途中のカフェで休憩し、コーヒー代もかかってきます。

その一方で立地がよく人を招くことができれば、アポとアポの間は10分でも足りますし、交通費はかかりません。疲れにくければ、余分な飲み物代もかからなくなってくるわけです。

これは直接的には見えないコストかもしれませんが、よくよく考えれば大きなコストといえます。

一時的な利用だからこその拘り

さて、では冒頭の話題に話を戻してみます。

私たちは、一時的な利用だからこそ安易に考え、大した費用対効果やそれらの悪影響などについても深く考えずに物事を判断してしまうことがあります。

シェアオフィスは一時的な利用かどうかは人それぞれであることは間違いありませんが、例えば無限に残高が増え続ける銀行口座を仮に持っていたとしたら、きっと誰もシェアオフィスを利用することを考えることはないと思いますので、やはりシェアオフィスの利用そのものが何かしらの制約条件の中でのベストな選択肢として存在しているケースが多いのだと思うわけです。

そして、その一時的な利用だからこそ、簡単に安きに流れるのではなく、より良い条件のより良い環境を追求すべき対象としてシェアオフィスを存在していると考えます。

起業をし、自分自身で事業を行うようになると、一度だけの利用あるいは短期間だけの利用だからこそ、最も高いサービスを利用して安心を買うというような選択肢に何度も出会うことになります。

同様に、起業をするタイミングにおけるオフィス選び、また立ち上げ期という重要な期間の人と人との繋がりを作っていく場であったり、案件受注の場としての勝負所として選ぶシェアオフィスなのであれば、迷わずより良い条件の場所を選ぶことをお勧めします。

 

 

東京のシェアオフィスはナレッジソサエティ

この記事の執筆者

久田敦史

久田敦史

株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役

バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。

2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。

【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)

【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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