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教えるプロに聞いた「3つの心構え&2つのスキル」

[投稿日]2015/06/09 / [最終更新日]2017/05/30

セミナー運営に1年以上携わることで講師の特徴にも敏感になってきました。

「この講師の話は理解しやすいなぁ」
「もっとこうしたら良いのに…」
と、生意気にも思うようになりました。

ナレッジソサエティの渡部です。

 

教えることが上手な講師の特徴をお伝えしたいのですが
講師経験の無い私の見解では信憑性が低い為、
教える専門家に、教える上で大事にしていることを伺いました。

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【専門家プロフィール】
職業:薬剤師国家試験予備校講師
職歴:5年
性別:女性
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なぜ、身近なセミナー講師ではなく予備校講師に話を聞いたのか?

それは、セミナー講師とは別の視点を知りたかったからです。

セミナー講師は今すぐにでもコンテンツを用意すれば登壇出来ます。
一方、予備校講師は先輩講師・校長の前で合格点をもらえるまで登壇出来ません。

また、セミナー講師は登壇だけでご飯を食べている方もいれば営業やマーケティング活動の一環として行っているセミプロ方もいます。
予備校講師は週に何十時間も登壇しているので経験値の部分でも大きく異なるプロです。

その為、セミナー講師と別視点を持つ予備校講師に話を聞いてきました。

教える専門家としての心構え

①意識

授業を行うことが目的ではなく「試験を突破し、活躍する人を育てること」という意識

セミナー講師は自分の知識・話したいことを披露するのではなく
受講者が聞きたい・役に立つ情報やノウハウを提供する意識が大事ですね。

 

 

②導入(イントロダクション)が最も大事

なぜこの講義が必要なのか?
なぜ学ばなきゃいけないのか?
学んで何の役に立つのか?

知識を学ぶだけ腹落ちせず忘れてしまいがちですが、使用する局面をイメージできると馴染みやすいですよね。

 

 

③状況・レベルに合わせる

レベルに応じて専門用語を使い分ける

予備校講師は所属校以外に大学で単発講義を行う場合があるそうです。
毎日講義を受けている予備校の生徒と大学生では勿論レベルが異なります。

その為、レベルに応じて専門用語を使い分ける配慮が大事です。

セミナーの場合にも、
レベルが初級~上級編で別れている場合、初級編セミナーで上級編向けの専門用語を使っても理解は難しいです。
※専門用語が必須な場合は解説必須

講師にとっては当たり前の知識でも受講者にとっては未知なるものです。

講義テクニック

講師デビューまでの間に「話すスキル」「講義スキル」を叩き込まれるそうです。

①話すスキル

滑舌
声量
熱意
構成
メリハリ
テンポ、間の取り方

 

②講義スキル

表情
ジェスチャー
スライドの視認性(ビジュアル)

 

以上
伝えることの専門家に教えて頂いた情報でした。

まとめ

受講者が求めている情報を腹落ちさせる為には単に知識を提供するだけではなく、

背景や伝える上での熱意や細部のテクニックも大事ということを学びました。

 

P.S.
講師の熱は中々ネット上の情報だけでは伝わりませんよね。
だからこそセミナーに参加する価値があるのだと思います。

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