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【法人口座】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行ならどっちがいい?手数料・サービス内容を徹底比較!

[投稿日]2025/07/28 / [最終更新日]2025/08/06

【法人口座】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行ならどっちがいい?手数料・サービス内容を徹底比較!

※本ページにはプロモーションが含まれています。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、法人口座の選択肢として多くの企業に注目されています。しかし、公式サイトを一目みただけでは、「どちらが自社に適しているのか判断しにくい」と感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、両行の手数料やインターネットバンキングの機能、融資サービスなど、9つの観点から比較します。記事後半では、それぞれの銀行がおすすめな法人の特徴についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

参考:【法人口座】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行を徹底比較!どちらがおすすめ?

【結論】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の違い

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の違い

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行では、ターゲットとなる企業の規模やサービス内容に違いがあります。両銀行の特徴は以下の通りです。

  GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
メリット
  • 振込手数料が安い
  • 審査基準が柔軟
  • 審査期間が「最短即日」と短い
  • 給与振込に対応している
  • アカウント上限数が多い
  • 融資商品の借入限度額が1億円と高い
デメリット
  • 融資商品の借入限度額が低い
  • 給与振込に対応していない
  • 審査基準が比較的厳格
  • 各種手数料がやや高め
  • 口座開設時に固定電話番号が必要

GMOあおぞらネット銀行は、コストを抑えたい法人や、スピーディーに口座開設をしたい法人におすすめです。振込手数料やサービス利用料が安く、審査基準も比較的柔軟なため、起業初期の企業でも利用しやすい点が特徴です。

一方、楽天銀行は、給与振込や融資サービスが充実しており、組織を拡大していきたい法人に適しています。また、インターネットバンキングのアカウント上限数が多く、複数拠点や大人数での利用を前提とした機能が充実しています。

これから両銀行を詳しく比較しますが、「コストを重視するならGMOあおぞらネット銀行」、「組織拡大を見据えるなら楽天銀行」という視点で読み進めていただければ、自社に最適な選択が見えてくるはずです。

【運営会社】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行を比較!

【運営会社】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行を比較

以下、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の運営会社情報を一覧でまとめています。

比較項目 GMOあおぞらネット銀行株式会社 楽天銀行株式会社
会社設立日 1994年2月28日 2000年1月14日
銀行設立日 2018年7月17日 2001年7月(イーバンク銀行)
資本金 241億2,996万円 3,261億6,000万円
本社所在地 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス 東京都港区港南2-16-5 NBF品川タワー
事業内容 ネット銀行事業、決済事業 ネット銀行事業
主要株主 株式会社あおぞら銀行(50%)
GMOインターネットグループ株式会社(25%)
GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(25%)
楽天グループ株式会社(49.26%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(7.95%)
株式会社日本カストディ銀行(5.25%)

GMOあおぞらネット銀行は、もともと「日債銀信託銀行」として1994年に設立された歴史ある会社が母体です。ネット銀行業務は2018年から開始しています。

比較的新しいネット銀行ですが、あおぞら銀行とGMOインターネットグループという2つの大手企業が主要株主として支えています。両社とも金融・IT分野で実績のある上場企業であるため、GMOあおぞらネット銀行は信頼性の高い運営体制と言えます。

楽天銀行は、2000年に設立され、2001年にイーバンク銀行としてネット銀行をスタートしました。現在は楽天グループのネット銀行として、法人・個人問わず幅広いサービスを提供しています。

特に、楽天グループのスケールメリットを活かしたサービス展開と、国内トップクラスの口座数を誇る実績は、安定性と信頼性の証とも言えます。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の利用者割合を比較

ここでは、バーチャルオフィス事業を展開する「バーチャルオフィス1」が公表しているデータをもとに、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の法人口座開設割合を比較します。このデータは、バーチャルオフィス1の渋谷店・広島店に届いた法人口座開設通知書を集計し、銀行別の利用状況をまとめています。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の法人口座開設割合

引用:【法人口座】ネット銀行のおすすめ5選を比較!振込手数料が安いのはどこ? | 【法人登記&月4転送 ¥880】東京の人気格安バーチャルオフィス|バーチャルオフィス1(渋谷・広島)

銀行名 開設割合
GMOあおぞらネット銀行 56.5%
楽天銀行 4.6%
その他 38.9%

GMOあおぞらネット銀行の開設割合は全体の56.5%を占めており、圧倒的なシェアとなっています。一方、楽天銀行はわずか4.6%にとどまっています。

このような大きな差が生じた理由としては、振込手数料の安さを重視する法人が多いことが挙げられます。GMOあおぞらネット銀行は、他行宛の振込手数料が145円と安く設定されています。

一方、楽天銀行は、3万円未満が150円、3万円以上では229円と高めの設定です。また、GMOあおぞらネット銀行に次いで開設割合が高い、住信SBIネット銀行も他行宛の振込手数料が145円と安いことから、コストを重視する法人が多いと考えられます。

GMOあおぞらネット銀行を申し込む

楽天銀行を申し込む

【サービス内容別】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行を9項目で比較

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行のサービス内容について、9つの項目ごとに比較します。今回取り上げる比較項目は以下の通りです。

  • 振込手数料・インターネットバンキング利用料
  • 口座振替・定額自動振込手数料
  • 総合振込・給与振込手数料
  • 海外送金手数料
  • 各種機能
  • 審査関連
  • 各金融サービス・機関への対応
  • 融資商品(ビジネスローン)
  • ビジネスデビットカード

1.振込手数料・インターネットバンキング利用料

振込手数料・インターネットバンキング利用料

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の振込手数料およびインターネットバンキング利用料を比較します。

項目 GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
インターネットバンキング利用料 無料 無料
同行宛 振込手数料 無料 52円
他行宛 振込手数料 145円(※129円) 3万円未満:150円
3万円以上:229円
※割引サービス 振込料金とくとく会員(月額500円)で他行宛129円 なし

GMOあおぞらネット銀行は、インターネットバンキングの利用料が無料で、振込手数料も安価に設定されています。特に同行宛は完全無料のため、資金移動を頻繁に行う法人には大きなメリットと言えます。

また、他行宛の振込手数料は1件あたり145円ですが、月額500円の「振込料金とくとく会員」に加入すれば、129円まで引き下げることが可能です。振込件数が多い企業であれば、大きなコスト削減が期待できます。

一方、楽天銀行もインターネットバンキング利用料は無料ですが、同行宛の振込であっても52円の手数料が発生します。他行宛の振込は、3万円未満なら150円、3万円以上なら229円と金額によって手数料が異なる点が特徴です。

振込件数が多く、コストを抑えたい法人には、GMOあおぞらネット銀行のほうが有利と言えるでしょう。

2.定額自動振込手数料

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行における、定額自動振込の手数料を比較します。

項目 GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
定額自動振込手数料(同行宛) 無料 無料
定額自動振込手数料(他行宛) 145円(※129円)
※振込料金とくとく会員(月額500円)加入時
3万円未満:150円
3万円以上:229円

GMOあおぞらネット銀行は、同行宛であれば定額自動振込手数料が無料です。他行宛の場合でも1件あたり145円と低コストで、月額500円の「振込料金とくとく会員」に加入すれば、さらに129円まで手数料を抑えられます。

楽天銀行も同行宛の定額自動振込は無料ですが、他行宛は振込金額に応じて手数料が異なり、3万円未満で150円、3万円以上は229円と設定されています。このため、社内の資金移動など同行宛の振込が中心であれば楽天銀行は便利ですが、他行宛の振込件数が多い場合はGMOあおぞらネット銀行のほうがコストを抑えやすいです。

3.総合振込・給与振込手数料

総合振込・給与振込手数料

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の総合振込・給与振込手数料を比較します。

項目 GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
総合振込:契約金 無料 無料
総合振込:月額料金 無料 無料
総合振込:振込手数料 同行宛:無料
他行宛:145円(※129円)
※振込料金とくとく会員加入時
同行宛:105円
他行宛:
3万円未満:150円
3万円以上:229円
総合振込:上限件数 1回あたり最大9,999件 1回あたり最大3,000件
給与振込の対応 非対応(総合振込・通常振込で代用) 対応(専用サービスあり)
給与振込:振込手数料 同行宛:52円
他行宛:229円
給与振込:上限件数 1回あたり最大3,000件

GMOあおぞらネット銀行は、総合振込の件数上限が最大9,999件と非常に多く、1回あたりの振込件数が多い法人におすすめです。ただし、専用の給与振込サービスは提供していないため、給与の支払いは通常振込または総合振込で行う必要があります。

楽天銀行は、給与振込に対応しており、手数料は同行宛52円、他行宛229円と設定されています。専用サービスのため、給与明細や振込名義を「給与」として明記できるなど、従業員への対応を意識した仕様が特徴です。

4.海外送金手数料

海外送金手数料

以下では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の海外送金手数料を比較します。

項目 GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
契約料 無料 無料
月額料金 無料 無料
送金手数料 265円〜(送金額により変動) 一律1,000円
為替手数料(1米ドルあたり) 0円 1米ドルあたり100銭
海外中継銀行手数料 無料 1,000円

GMOあおぞらネット銀行は、「Wise(旧TransferWise)」と提携しているため、為替手数料が無料に設定にできています。送金手数料は送金額に応じて変動しますが、最低265円と安価です。少額の海外送金を何度も行う場合には、コストを抑えやすい仕組みです。

一方、楽天銀行は、送金手数料が一律1,000円に設定されており、為替手数料も1米ドルあたり100銭とやや高めです。さらに、海外中継銀行手数料(1,000円)が別途発生するため、全体のコストは高くなる傾向があります。ただし、送金手数料が一律料金のため、送金金額が大きい場合は高い費用対効果が見込めます。

5.各種機能

各種機能の比較

以下では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の、インターネットバンキングのアカウント上限数と口座の開設上限数を比較しています。

  GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
インターネットバンキングのアカウント上限数 100アカウント 200アカウント
口座の開設上限数 20口座 20口座

GMOあおぞらネット銀行は、インターネットバンキングのアカウントを最大100件まで作成可能です。アカウントごとにアクセス権限を細かく設定できるため、部署や担当者別の管理がしやすく、内部統制を強化したい法人に適しています。

一方、楽天銀行では、最大200件のインターネットバンキングアカウントを作成できます。GMOあおぞらネット銀行よりも多くのアカウントが設定できるため、拠点や事業部門が多い企業でも柔軟に対応できる点が特徴です。

インターネットバンキングアカウントの発行数が多い分、組織が大規模化しても対応しやすい構造になっています。両行ともに、法人口座の開設数は最大20口座(マスター口座+サブ口座19件)となっており、用途別の資金管理を行う場合にも十分な枠が確保されています。

6.審査関連

審査関連情報の比較

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行では、法人口座開設に必要な書類や審査にかかる日数、審査の厳しさが異なります。スムーズに口座を開設するためには、それぞれの違いを把握し、準備を整えることが大切です。

以下に、審査期間と必要書類をまとめています。

項目 GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
審査期間 最短即日〜平均2営業日 約1週間
必要書類 ・本人確認書類
・事業内容確認書類
※法人住所の補完書類など(状況による)
・法人ビジネス口座開設申込書
・印鑑証明書
・履歴事項全部証明書
・口座管理者の本人確認書類
※その他、代表者や連絡先の確認書類など

GMOあおぞらネット銀行は、必要書類が最小限に抑えられており、審査スピードも最短即日と非常に早いのが特徴です。設立したばかりの法人や、早急に口座を開設したい法人にとっては、手間が少なく、短期間で利用を開始できる点がメリットです。

一方で、楽天銀行は審査に約1週間を要します。また、必要書類も多いため、事前準備に時間がかかる恐れがあります。

いずれの銀行も、犯罪収益移転防止法などに基づく厳格な審査は行われていますが、GMOあおぞらネット銀行のほうが比較的柔軟な姿勢であるといえるでしょう。

7.各金融サービス・機関への対応

各金融サービス・機関への対応

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、Pay-easy(ペイジー)や日本政策金融公庫など、外部機関との連携サービスに違いがあります。特に、税金や公共料金の納付方法、融資制度の利用など、日常の業務に影響する点を確認しておくことが重要です。

以下では、各金融サービス・機関への対応可否を比較しています。

項目 GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
Pay-easy(ペイジー) ◯(国税・地方税・社会保険料に対応) ◯(国税・社会保険料に対応)※地方税は一部非対応
日本政策金融公庫 ◯(返済対応) ◯(返済対応)
経営セーフティ共済(倒産防止共済) ◯(口座振替に対応) ×(非対応)

GMOあおぞらネット銀行は、国税や地方税、社会保険料の支払いをペイジーで完結できるほか、日本政策金融公庫への融資返済にも対応しています。また、経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)の掛金引き落としにも対応しているため、万が一に備えた資金管理がスムーズです。

一方、楽天銀行もペイジーによる国税や社会保険料の支払い、日本政策金融公庫の融資返済に対応しています。ただし、ペイジーの収納機関が限定されており、地方税の支払いでは未対応の自治体があります。

そのため、地方税の納付は「eLTAX(地方税ポータルシステム)」を別途利用する必要があります。また、楽天銀行は経営セーフティ共済の掛金引き落としに対応していないため、別の金融機関に法人口座を用意する必要がある点にも注意が必要です。

8.融資商品(ビジネスローン)

融資商品(ビジネスローン)の比較

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の法人向けビジネスローンを比較します。

項目 GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
商品名 あんしんワイド 楽天銀行ビジネスローン
金利 年0.9%〜14.0% 非公開
借入限度額 最大1,000万円 最大1億円
審査期間 最短2営業日 非公開
担保・保証人 不要 原則必要

GMOあおぞらネット銀行のビジネスローン「あんしんワイド」は、最短2営業日で審査が完了するスピーディーさが魅力です。借入限度額は最大1,000万円とやや控えめですが、担保や保証人が不要なため、設立直後の法人やスタートアップでも利用しやすい条件が整っています。

楽天銀行ビジネスローンは、最大1億円までの融資に対応しており、大規模な資金調達を考えている法人におすすめです。ただし、原則として担保の提供が必要となるため、一定の事業実績があり、信用力のある法人が対象となります。

9.ビジネスデビットカード

ビジネスデビットカードの比較

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、法人向けのビジネスデビットカードを提供しています。それぞれの発行手数料や年会費、還元率などに違いがあるため、コストや利便性を比較しながら選ぶことが重要です。

項目 GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行
発行手数料 メインカード:無料
サブカード:1,100円/枚
メインカード:無料
サブカード:無料
年会費 メインカード:無料
サブカード:無料
メインカード:1,100円
サブカード:1,100円
還元率 1%(現金還元) 1%(現金還元)
サブカード最大発行枚数 9,998枚 9,998枚
国際ブランド VISA・Mastercard JCB

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、メインカード・サブカードともに年会費無料で利用できます。ただし、サブカードには1,100円の発行手数料がかかる点に注意が必要です。

また、1%の現金還元が受けられるため、日々の取引でのコストを僅かに軽減できます。

一方、楽天銀行のビジネスデビットカードは、発行手数料が無料ですが、年会費が1,100円かかる点がデメリットです。

サブカードについても同様に年会費が発生するため、カードの利用枚数が多い場合は維持コストが増加する可能性があります。コストを重視する場合には、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードのほうがおすすめです。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行なら、どっちがいい?

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行なら、どっちがいい?

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、それぞれサービスの特徴が異なるため、どちらが適しているかは目的によって異なります。両行の特徴を踏まえると、それぞれがおすすめな法人は以下の通りです。

  • GMOあおぞらネット銀行:手数料や審査スピードを重視する法人
  • 楽天銀行: 従業員規模の拡大を見据えた法人

ここでは、両行のサービス内容をおさらいしつつ、おすすめな法人の特徴を紹介します。

GMOあおぞらネット銀行:手数料の安さを重視する法人

GMOあおぞらネット銀行:手数料の安さを重視する法人

振込手数料 同行同一支店宛 無料 海外送金 契約金 無料
同行本支店宛 無料 月額料金 無料
他行宛 145円
※129円
※振込料金とくとく会員
送金手数料 送金金額に応じて変動
初期費用・ インターネットバンキング利用料 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料 無料 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能・サービス インターネットバンキングのアカウント上限数 100アカウント
月額料金 無料 複数口座の開設上限数 20口座
上限処理件数 9,999件 融資商品の有無
口座振替・定額自動振 口座振替手数料 無料 Pay-easyの対応
定額自動振込手数料 同行宛:無料
他行宛:145円
※129円
※振込料金とくとく会員
日本政策金融公庫の対応

GMOあおぞらネット銀行は、手数料の安さと審査の柔軟性を重視する法人におすすめのネット銀行です。特に、創業間もない企業やスタートアップ、中小企業に適しています。

振込手数料は業界最安水準で、同行宛は無料、他行宛は1件あたり145円です。さらに、月額500円の「振込料金とくとく会員」に加入すれば、他行宛の振込手数料を129円まで抑えることができます。

審査基準は比較的柔軟で、必要書類が本人確認書類と事業内容確認書類の2点のみです。審査期間も最短即日〜2営業日と短く、スピーディーな口座開設が可能です。

手数料を抑えたい法人や、柔軟かつスピーディーに法人口座を開設したい法人は、GMOあおぞらネット銀行を検討するとよいでしょう。

楽天銀行:規模の拡大を考える法人

楽天銀行:規模の拡大を考える法人

振込手数料 同行同一支店宛 52円 海外送金 契約金 無料
同行本支店宛 52円 月額料金 無料
他行宛 3万円未満:150円
3万円以上:229円
送金手数料 1,000円
初期費用・維持費 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間(土日祝日の一部深夜帯を除く)
口座維持手数料 無料 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能・サービス インターネットバンキングのアカウント上限数 200アカウント
月額料金 無料 複数口座の開設上限数 20口座
上限処理件数 3,000件 融資商品の有無
口座振替・定額自動振 口座振替手数料 無料 Pay-easyの対応
定額自動振込手数料 同行宛:52円
他行宛:
3万円未満150円
3万円以上229円
日本政策金融公庫の対応

楽天銀行は、従業員規模の拡大を見据えた法人におすすめのネット銀行です。給与振込やアカウント管理機能など、組織規模が大きくなってもスムーズに運用できるサービスが整っています。

インターネットバンキングのアカウントは最大200件まで作成可能です。部署や担当者ごとに細かく権限を設定できるため、多人数での運用にも適しています。

また、ネット銀行としては珍しく、給与振込サービスにも対応しています。楽天銀行は、給与振込やアカウント管理などを一元化したい法人や、長期的に大規模な組織運営を目指す法人に適しています。

まとめ

この記事では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の法人口座を比較しました。どちらを選ぶかは、法人の事業フェーズや運用方針によって異なります。

それぞれのサービス内容や特徴を踏まえると、おすすめする法人のタイプは次のとおりです。

  • GMOあおぞらネット銀行:手数料や審査スピードを重視する法人
  • 楽天銀行: 従業員規模の拡大を見据えた法人

自社の資金管理や将来の事業計画に合わせて、最適な銀行を選ぶことが重要です。また、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行以外にも、法人向けのネット銀行は多数存在します。幅広い選択肢から比較・検討を行いたい場合は、以下の比較記事も参考にしてみてください。

この記事の執筆者

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

2010年設立の東京都千代田区九段南にある起業家向けバーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」です。2010年からバーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの専業業者として運営を行っております。バーチャルオフィスのこと、起業家に役立つ情報を配信しています。「こういう情報が知りたい」といったリクエストがあれば編集部までご連絡ください。

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この記事の執筆者

高橋暁人

高橋暁人

合同会社 MarkeSense代表

2018年に都内の大学を卒業後、新卒で個人事業主として独立。 ライター業から始まり、現在では企業のSEO・LLMO法人戦略の立案・実施・分析まで、SEO・LLMO回りの支援業務を一気通貫で提供する。 アフィリエイトメディアを運営しており、過去に4年間育てたサイトを売却した経験あり。 現在は法人として、バーチャルオフィスメディア「Mr.バーチャルオフィス」を運営中。 徹底した一次情報の調査・分析能力と、自社メディアで成果を出してきた経験を基にした、SEO戦略立案・CVR改善能力が強み。

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