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ネット銀行でおすすめの法人口座5選を比較!振込手数料が安い金融機関はどこ?

[投稿日]2025/07/28 / [最終更新日]2025/08/06

ネット銀行でおすすめの法人口座5選を比較!振込手数料が安い金融機関はどこ?

※本ページにはプロモーションが含まれています。

ネット銀行は、低コストで利便性に優れていることから、法人口座の開設先として人気を集めています。しかし、銀行によってサービス内容や手数料体系が異なるため、どこを選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、法人口座を開設できるおすすめのネット銀行を5行厳選し、項目別に比較・解説しています。振込手数料の安さだけでなく、審査スピードやサポート体制も含め、自社のビジネスに最適な銀行選びの参考にしてください。

参考:【法人口座】ネット銀行のおすすめ5選を比較!振込手数料が安いのはどこ?

【比較表】法人口座を開設できるおすすめのネット銀行5選

まずは、法人口座を開設できるネット銀行5行を一覧表で比較します。振込手数料やインターネットバンキング利用料、当日振込の対応時間をまとめていますので、ネット銀行を選ぶ際の参考にしてください。

銀行名 振込手数料(他行宛) インターネットバンキング利用料 当日振込対応時間
GMOあおぞらネット銀行 145円
※129円(振込料金とくとく会員)
0円 当行:24時間
他行:24時間
住信SBIネット銀行 145円
※130〜145円(振込優遇プログラム)
0円 当行:24時間
他行:24時間
楽天銀行 3万円未満:150円
3万円以上:229円
0円 当行:24時間
他行:24時間
PayPay銀行 160円
※月5回無料(預金平均残高3,000万円以上)
0円 当行:24時間
他行:24時間
イオン銀行 5万円未満:220円
5万円以上:440円
0円 当行:24時間
他行:24時間
※書面での届出が必要

ネット銀行の法人口座開設数ランキング

バーチャルオフィスを展開する「バーチャルオフィス1」にて、法人口座の開設先として選ばれているネット銀行の調査データが公開されています。結果は、GMOあおぞらネット銀行が最も多く選ばれていました。

ネット銀行の法人口座開設割合は、以下のとおりです。

ネット銀行の法人口座開設割合

引用:【法人口座】ネット銀行のおすすめ5選を比較!振込手数料が安いのはどこ?|バーチャルオフィス1

順位 銀行名 開設割合
1位 GMOあおぞらネット銀行 56.5%
2位 住信SBIネット銀行 35.2%
3位 楽天銀行 4.6%
4位 PayPay銀行 3.7%

上記の結果から、GMOあおぞらネット銀行が過半数を占めており、法人口座の開設先として非常に人気があることがわかります。GMOあおぞらネット銀行は、振込手数料の安さや審査スピードの速さに定評がある銀行です。

続いて、住信SBIネット銀行が約3割のシェアを占めています。融資やビジネスサポートなど、中小企業やスタートアップ向けのサービスが充実している点が人気の理由だと考えられます。

【項目別】法人口座を開設できるおすすめのネット銀行を比較

ネット銀行で法人口座を選ぶ際は、振込手数料やインターネットバンキング利用料などのコスト面はもちろん、機能やサービス内容を比較することが重要です。ここでは、法人口座が開設できるおすすめのネット銀行5行について以下の項目別に比較します。

  • 同行宛・他行宛振込手数料
  • 初回契約料・インターネットバンキング利用料
  • 総合振込手数料・上限処理件数
  • 口座振替・定額自動振込手数料
  • 海外送金手数料・初回利用料
  • 当日振込可能時間・リアルタイム振込
  • 日本政策金融公庫の返済先口座・Pay-easyへの対応可否
  • 審査期間
  • その他サービス内容

各種手数料

まずは、ネット銀行5行の各種手数料・料金を比較します。

同行宛・他行宛振込手数料

同行宛・他行宛振込手数料

各ネット銀行における振込手数料は、サービス内容や振込先の条件によって異なります。以下は、主要5行の振込手数料を一覧にまとめたものです。

銀行名 同行宛(同一支店・本支店) 他行宛
GMOあおぞらネット銀行 無料 145円
※129円(振込料金とくとく会員)
住信SBIネット銀行 無料 145円
※130〜145円(振込優遇プログラム)
楽天銀行 52円 3万円未満:150円
3万円以上:229円
PayPay銀行 55円
※月5回無料(預金平均残高3,000万円以上)
160円
※月5回無料(預金平均残高3,000万円以上)
イオン銀行 無料 5万円未満:220円
5万円以上:440円

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行は、同行宛の振込手数料が無料となっており、他行宛でも1件あたり145円と低水準です。それぞれの優遇プログラムに加入することで、他行宛の振込手数料をさらに抑えることが可能です。

楽天銀行とイオン銀行では、他行宛の振込手数料が送金金額によって変動します。特に、イオン銀行は取引金額が5万円を超える場合に手数料が上がるため、送金頻度や金額に応じた使い分けが求められます。

PayPay銀行は、預金平均残高が3,000万円以上の条件を満たすことで、月に5回まで他行宛・同行宛の振込手数料が無料になります。利用頻度が少ない法人にとって、メリットが大きいサービスです。

初回契約料・インターネットバンキング利用料

法人口座を開設する際に発生する初回契約料と、インターネットバンキング利用料について、主要ネット銀行5行の情報を整理しました。

銀行名 初回契約料 インターネットバンキング利用料(月額)
GMOあおぞらネット銀行 無料 無料
住信SBIネット銀行 無料 無料
楽天銀行 無料 無料
PayPay銀行 無料 無料
イオン銀行 無料 2,200円

GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、PayPay銀行の4行では、初回契約料・インターネットバンキング利用料ともに無料です。イオン銀行のみインターネットバンキング利用料として月額2,200円が必要になります。

これは他行に比べて高額なため、ランニングコストを抑えたい法人にとっては慎重な判断が求められます。低コストでの運用を重視する場合は、イオン銀行を除いた4つのネット銀行が適しています。

総合振込手数料・上限処理件数

大量の振込処理を効率よく行いたい場合は、総合振込サービスの手数料や処理件数の上限を確認することが重要です。各ネット銀行の総合振込に関する条件を比較しました。

銀行名 初回契約料 月額料金 総合振込の上限処理件数
GMOあおぞらネット銀行 無料 無料 9,999件
住信SBIネット銀行 無料 無料 9,999件
楽天銀行 無料 無料 3,000件
PayPay銀行 無料 1,100円 3,000件
イオン銀行 無料 無料 50,000件

ほとんどのネット銀行が初回契約料と月額料金を無料としています。ただ、PayPay銀行のみ月額料金が1,100円必要です。

また、総合振込の上限処理件数に関しては、イオン銀行が50,000件と他行を大きく上回っています。取引先が多い法人や、大量振込が頻繁に発生する企業は、イオン銀行の利用を検討するとよいでしょう。

一方、中小規模の振込が中心の法人であれば、GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行でも十分対応可能です。

口座振替・定額自動振込手数料

毎月の家賃や光熱費、サブスクリプション料金など、定期的な支払いが発生する法人は、定額自動振込にも注目する必要があります。ここでは、主要ネット銀行5行の手数料を比較します。

  定額自動振込手数料
GMOあおぞらネット銀行 同行宛:無料
他行宛:145円
※129円(振込料金とくとく会員)
住信SBIネット銀行 同行宛:無料
他行宛:145円
※130〜145円(振込優遇プログラム)
楽天銀行 同行宛:52円
他行宛:
3万円未満150円
3万円以上229円
PayPay銀行 同行宛:55円
他行宛:160円
イオン銀行 同行:無料
他行宛:110円

イオン銀行は、他行宛の定額自動振込手数料が110円と、5行のなかでも特に安価です。ただし、前述したインターネットバンキング利用料が月額2,200円かかる点に注意が必要です。

総合的なコストで言えば、GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行のほうが安く済むケースが多いでしょう。

海外送金手数料・初回利用料

海外送金手数料・初回利用料

国際取引がある法人にとって、海外送金のコストは重要なポイントです。ここでは、主要ネット銀行5行の海外送金手数料と契約条件を比較します。

銀行名 初回契約料 月額料金 送金手数料
GMOあおぞらネット銀行 無料 無料 送金金額に応じて変動
住信SBIネット銀行 通常:50,000円
SDGs対象者:25,000円
無料 2,500円
楽天銀行 無料 無料 1,000円
PayPay銀行 無料 無料 送金金額に応じて変動
イオン銀行 無料 無料 送金金額に応じて変動

ほとんどのネット銀行では、海外送金の初回契約料が無料です。唯一、住信SBIネット銀行のみ通常50,000円、SDGs事業者プログラム適用で25,000円の契約料が発生します。

送金手数料は、主に一律の料金を採用している銀行と、送金金額に応じて手数料が変動する銀行に分かれます。大口の海外送金が多い場合は、一律料金の銀行を利用したほうがコストを抑えやすく、逆に少額の送金が中心であれば、金額に応じて手数料が変動する銀行を選ぶほうがコストを抑えやすい傾向にあります。

各種サービス内容

法人口座を選ぶ際には、審査スピードやインターネットバンキングの利便性も重要なポイントです。ここでは、審査にかかる期間やアカウントの上限数、リアルタイム振込の可否など、ネット銀行が提供する各種機能・サービスを比較します。

当日振込可能時間・リアルタイム振込

以下では、当日振込可能時間とリアルタイム振込の対応可否をまとめています。

銀行名 当日振込対応時間 リアルタイム振込
GMOあおぞらネット銀行 当行:24時間
他行:24時間
対応
住信SBIネット銀行 当行:24時間
他行:24時間
対応
楽天銀行 当行:24時間
他行:24時間
対応
PayPay銀行 当行:24時間
他行:24時間
対応
イオン銀行 当行:24時間
他行:24時間
※書面での事前届出が必要
対応

主要なネット銀行では、すべての銀行で当日振込に24時間対応しています。特に、同じ銀行同士の振込であれば、時間を気にせずリアルタイムで入金処理が完了するため、急ぎの支払いにも柔軟に対応できます。

ただし、他行宛振込は、送金先の銀行がリアルタイム振込に対応していない場合、処理に時間がかかることがあります。多くの銀行では平日の15時までに手続きを完了すれば当日中の入金となります。

イオン銀行のみ、他行宛の振込を行う場合は、事前に送金先の登録・書面提出が必要になるため、他の銀行と比べて手続きに手間がかかる点には注意が必要です。

日本政策金融公庫の返済先口座・Pay-easyへの対応可否

法人税や消費税、社会保険料などの支払いに便利な「Pay-easy」。この機能に対応したネット銀行を利用すれば、税金や公共料金の支払い手続きをオンラインで完結でき、事務作業の効率化につながります。

また、日本政策金融公庫から融資を受ける際に、返済口座として利用できるかどうかも銀行選びのポイントです。返済先口座に指定できるネット銀行を選べば、融資金の返済手続きがスムーズに行えます。

以下は、主要ネット銀行における「Pay-easy」と「日本政策金融公庫」への対応状況の一覧です。

銀行名 Pay-easy対応 日本政策金融公庫対応
GMOあおぞらネット銀行 対応 対応
住信SBIネット銀行 対応 対応
楽天銀行 対応 対応
PayPay銀行 対応 対応
イオン銀行 非対応 非対応

現在、多くのネット銀行が「Pay-easy」および「日本政策金融公庫」の両方に対応していますが、イオン銀行はどちらにも対応していません。そのため、税金のオンライン納付や政策金融公庫の返済を効率化したい場合は、イオン銀行以外の選択肢を検討するのが無難です。

審査期間

審査期間

法人口座の開設は、審査スピードが銀行ごとに異なります。以下は、主要ネット銀行の審査期間を比較した表です。

銀行名 審査期間
GMOあおぞらネット銀行 最短即日~平均2営業日
住信SBIネット銀行

オンライン申請:最短翌営業日
郵送申請:2~3週間程度

楽天銀行 1週間程度
PayPay銀行 最短3日~10日程度
イオン銀行 1~2週間以上

GMOあおぞらネット銀行は、最短即日で審査が完了し、早ければ申請当日に法人口座の開設が完了します。平均して2営業日以内に審査結果がでるため、急ぎ法人口座を開設したい方におすすめです。

一方、楽天銀行のように、1週間程度かかる銀行もあります。こうした銀行を選択する場合には、できるだけ余裕を持って手続きを進めると安心です。

その他サービス内容

ここでは、ネット銀行が提供するインターネットバンキングのアカウント数や開設可能な口座数、融資商品の有無について比較します。

銀行名 インターネットバンキングのアカウント上限数 口座開設上限数 融資商品の有無
GMOあおぞらネット銀行 100アカウントまで対応 20口座まで開設可能 融資商品あり
住信SBIネット銀行 20アカウントまで対応 マスター口座のみ 融資商品あり
楽天銀行 200アカウントまで対応 20口座まで開設可能 融資商品あり
PayPay銀行 20アカウントまで対応 20口座まで開設可能 融資商品あり
イオン銀行 記載なし マスター口座のみ 融資商品あり

アカウント上限数が特に多いのは、楽天銀行です。最大200アカウントまで対応しており、従業員や部門ごとに細かく権限を管理したい企業に適しています。

GMOあおぞらネット銀行とPayPay銀行は、それぞれ最大100アカウント、20アカウントまで設定できるため、事業規模に合わせた運用が可能です。口座開設上限数については、GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行、PayPay銀行の3行が20口座までと多めの設定です。

一方、住信SBIネット銀行とイオン銀行はマスター口座しか開設できないため、用途別に口座を使い分けたい法人には適していません。

法人口座の開設におすすめのネット銀行5選を比較

法人口座の開設におすすめのネット銀行5選を比較

ここでは、法人口座開設におすすめの以下5つのネット銀行を紹介します。

  • GMOあおぞらネット銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • PayPay銀行
  • イオン銀行

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行

振込手数料 同行同一支店宛 無料 海外送金 契約金 無料
同行本支店宛 無料 月額料金 無料
他行宛 145円
※129円
※振込料金とくとく会員
送金手数料 送金金額に応じて変動
初期費用・インターネットバンキング利用料 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料 無料 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能・サービス インターネットバンキングのアカウント上限数 100アカウント
月額料金 無料 複数口座の開設上限数 20口座
上限処理件数 9,999件 融資商品の有無
口座振替・定額自動振 口座振替手数料 無料 Pay-easyの対応
定額自動振込手数料 同行宛:無料
他行宛:145円
※129円
※振込料金とくとく会員
日本政策金融公庫の対応
審査期間 最短即日~平均2営業日

GMOあおぞらネット銀行は、GMOインターネットグループが運営するネット銀行です。最大の特徴は、振込手数料をはじめとした各種コストの低さにあります。

同行宛の振込手数料は常に無料、他行宛でも1件あたり145円と業界でも低水準です。振込料金とくとく会員に登録すれば、さらに129円まで抑えることが可能です。

コストの安さに加えて、ビジネスローンや日本政策金融公庫への対応など、資金調達をサポートするサービスも充実しています。税金や社会保険料の口座振替にも対応しているため、バックオフィス業務の効率化にも寄与します。

ネット銀行で法人口座開設をお考えの方には、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

GMOあおぞらネット銀行を申し込む

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

振込手数料 同行同一支店宛 無料 海外送金 契約金 通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象者:25,000円
同行本支店宛 無料 月額料金 無料
他行宛 145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
送金手数料 2,500円
初期費用・インターネットバンキング利用料 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料 無料 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能・サービス インターネットバンキングのアカウント上限数 20アカウント
月額料金 無料 複数口座の開設上限数 マスター口座のみ
上限処理件数 9,999件 融資商品の有無
口座振替・定額自動振 口座振替手数料 無料 Pay-easyの対応
定額自動振込手数料 同行宛:無料
他行宛:145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
日本政策金融公庫の対応
審査期間 2~3週間程度

住信SBIネット銀行は、SBIホールディングスと三井住友銀行の共同出資により設立された法人向けネット銀行です。振込手数料は他行宛で1件あたり145円と低水準に設定されており、インターネットバンキングの利用料も無料です。

また、融資や資金調達支援にも注力しており、中小企業向けの「事業性融資dayta」や、日本政策金融公庫との連携サービスを提供しています。事業性融資daytaは、毎月の入出金データをもとに、スムーズな融資案内を受けられる点が大きな特徴です。

一方、インターネットバンキングのアカウント数やサブ口座の開設上限は制限があるため、複数部署や大規模な口座管理を行う企業にはやや不向きな面もあります。審査期間は、オンライン申し込みで最短翌営業日、郵送手続きの場合は2~3週間程度です。短期間で法人口座開設を進めたい場合におすすめです。

住信SBIネット銀行を申し込む

楽天銀行

楽天銀行

振込手数料 同行同一支店宛 52円 海外送金 契約金 無料
同行本支店宛 52円 月額料金 無料
他行宛 3万円未満:150円
3万円以上:229円
送金手数料 1,000円
初期費用・インターネットバンキング利用料 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料 無料 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能・サービス インターネットバンキングのアカウント上限数 200アカウント
月額料金 無料 複数口座の開設上限数 20口座
上限処理件数 3,000件 融資商品の有無
口座振替・定額自動振 口座振替手数料 無料 Pay-easyの対応
定額自動振込手数料 同行宛:52円
他行宛:
3万円未満150円
3万円以上229円
日本政策金融公庫の対応
審査期間 1週間程度

楽天銀行は、楽天グループが運営するネット銀行で、法人口座においても幅広いサービスを提供しています。振込手数料は、他行宛で3万円未満150円、3万円以上229円と、他の主要ネット銀行と比較してやや高めの設定ですが、それを補う機能とサービスが特徴です。

たとえば、インターネットバンキングのアカウント数上限は200と、他行に比べて多く、部署や担当者ごとに管理権限を分けたい企業にとって有用です。加えて、1口座あたり最大3,000件の総合振込にも対応しており、給与や経費の一括処理を効率的に行えます。

楽天銀行の法人口座について詳しく知りたい方は、以下より公式サイトをご確認ください。

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PayPay銀行

PayPay銀行

振込手数料 同行同一支店宛 通常:55円
※月5回まで0円
※預金平均残高3,000万円以上
海外送金 契約金 無料
同行本支店宛 通常:55円
※月5回まで0円
月額料金 無料
他行宛 通常:160円
※月5回まで0円
送金手数料 送金金額に応じて変動
初期費用・インターネットバンキング利用料 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料 無料 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能・サービス インターネットバンキングのアカウント上限数 20アカウント
月額料金 1,100円 複数口座の開設上限数 20口座
上限処理件数 3,000件 融資商品の有無
口座振替・定額自動振 口座振替手数料 無料 Pay-easyの対応
定額自動振込手数料 同行宛:55円
他行宛:160円
日本政策金融公庫の対応
審査期間 最短3日~10日程度

PayPay銀行は、LINEヤフー株式会社および三井住友銀行のグループ会社によって運営されるネット銀行です。他行宛振込手数料が160円と、GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行と比べてやや高めの設定です。

一方で、インターネットバンキングの操作性に優れている点は大きなメリットです。アプリから口座管理や振込手続きが簡単に行えます。PayPayとの連携もスムーズなため、キャッシュレス決済との親和性を重視する法人に適しています。

また、口座開設と同時にVisaデビット機能付きキャッシュカードが発行されます。法人クレジットカードの審査に通ることがが難しい創業期の企業でも、ビジネス経費の決済手段を確保できる点はメリットと言えるでしょう。

利便性とキャッシュレス決済の利用を重視する法人には、PayPay銀行がおすすめです。

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イオン銀行

イオン銀行

振込手数料 同行同一支店宛 無料 海外送金 契約金 無料
同行本支店宛 無料 月額料金 無料
他行宛 5万円未満:220円
5万円以上:440円
送金手数料 送金金額に応じて変動
初期費用・インターネットバンキング利用料 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間
※書面での届出が必要
インターネットバンキング利用料 2,200円 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能・サービス インターネットバンキングのアカウント上限数 記載なし
月額料金 無料 複数口座の開設上限数 マスター口座のみ
上限処理件数 50,000件 融資商品の有無
口座振替・定額自動振 口座振替手数料 無料 Pay-easyの対応 ×
定額自動振込手数料 同行:無料
他行宛:110円
日本政策金融公庫の対応 ×
審査期間 記載なし

イオン銀行は、イオングループの「イオンフィナンシャルサービス株式会社」が運営するネット銀行です。他行宛の振込手数料は、5万円未満が220円、5万円以上が440円と、他のネット銀行と比較するとやや高めの設定です。

しかし、総合振込の処理件数が最大50,000件と非常に多く、大量振込業務を効率的に行いたい法人には利便性の高い選択肢と言えます。また、定額自動振込の手数料も他行宛110円とリーズナブルです。

ネット銀行でありながら、東京・大阪に法人向けの営業拠点を設置しており、対面でのサポートを受けられるのも特徴です。これにより、インターネットでの手続きが不安な場合や、口座開設後の相談を希望する法人にも適しています。

イオン銀行について詳しく知りたい方は、以下より公式サイトをご確認ください。

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ネット銀行での法人口座開設に関するよくある質問

ここでは、ネット銀行での法人口座開設に関するよくある質問とその回答を紹介します。

ネット銀行の審査はゆるいですか?

ネット銀行の審査基準は非公開のため一概には言えませんが、一般的には店舗型銀行よりも審査が柔軟だと考えられています。理由として、ネット銀行は比較的新しい業態であり、顧客獲得に積極的な傾向があるためです。

そのため、特に創業間もない法人でも口座を開設できる可能性が高いといえます。ただし、業種や提出書類の内容によって審査結果は異なるため、慎重な準備が必要です。

ネット銀行で法人口座を開設するデメリットはありますか?

ネット銀行の法人口座は利便性やコスト面で優れていますが、以下の点に注意が必要です。

  • 窓口での対面サポートが受けられない
  • 社会的信用力がメガバンクや地方銀行よりも劣る

一番のデメリットは、窓口での対面サポートが受けられないことです。ネット銀行は基本的にオンライン上で手続きを完結するため、店舗型銀行のような対面での手厚いサポートは受けられません。

なお、ネット銀行は店舗型銀行に比べて社会的信用力が低いと見なされます。取引先が信用力を重視する場合や融資を積極的に受けたい場合は、ネット銀行だけでなく、メインバンク・サブバンクの組み合わせを検討すると良いでしょう。

ネット銀行ではどのような必要書類を求められますか?

ネット銀行で法人口座を開設する際に必要な書類は次のとおりです。

書類の種類 内容・具体例
代表者の本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカード、在留カード など
事業内容が確認できる書類 許認可証、契約書、公式サイト、取引に関する請求書や納品書など
履歴事項全部証明書 法務局発行の書類
法人印鑑登録証明書 登記の際に登録した印鑑の証明書
法人住所の補完書類(必要に応じて) 公共料金の領収書、納税証明書、オフィス賃貸契約書 など

法人住所の補完書類とは、バーチャルオフィスやレンタルオフィスを本店所在地とする場合などに求められる書類です。一般的には、実際の活動拠点と本店所在地が異なる場合に必要です。

法人口座の必要書類は、ネット銀行の公式サイトで詳しく記載されています。スムーズに法人口座を開設するためにも、必要書類の種類や要件を確認し、不備なく準備しておきましょう。

ネット銀行での、法人口座開設までの流れを教えてください

ネット銀行での法人口座開設は、以下の手順で行われます。

  1. 公式サイトの申請フォームから申し込み
  2. 必要書類の提出
  3. 銀行による内容確認と審査
  4. 審査通過後、キャッシュカードや書類の送付・受領
  5. 初期設定を完了し、口座利用開始

通常、申請から口座開設までの期間は1〜2週間程度が目安です。書類の不備や追加資料の要求があると審査が長引く可能性があるため、あらかじめ必要書類を過不足なく準備することが重要です。

まとめ

本記事では、法人口座の開設におすすめのネット銀行5行を、各種手数料・サービス内容・審査期間などの観点から比較しました。いずれの銀行も、店舗型銀行と比較して手数料が安価で、インターネットバンキングの利便性が高い点が特徴です。

法人口座の利用目的や、振込件数を踏まえ、自社の業務に適した銀行を選ぶことが重要です。以下の記事では、法人口座を開設できるおすすめの銀行11選を比較しています。

項目別に一覧表へまとめていますので、銀行選びの参考にしてみてください。

法人口座開設におすすめの銀行11選|手数料・審査内容等を徹底比較

この記事の執筆者

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

2010年設立の東京都千代田区九段南にある起業家向けバーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」です。2010年からバーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの専業業者として運営を行っております。バーチャルオフィスのこと、起業家に役立つ情報を配信しています。「こういう情報が知りたい」といったリクエストがあれば編集部までご連絡ください。

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この記事の執筆者

高橋暁人

高橋暁人

合同会社 MarkeSense代表

2018年に都内の大学を卒業後、新卒で個人事業主として独立。 ライター業から始まり、現在では企業のSEO・LLMO法人戦略の立案・実施・分析まで、SEO・LLMO回りの支援業務を一気通貫で提供する。 アフィリエイトメディアを運営しており、過去に4年間育てたサイトを売却した経験あり。 現在は法人として、バーチャルオフィスメディア「Mr.バーチャルオフィス」を運営中。 徹底した一次情報の調査・分析能力と、自社メディアで成果を出してきた経験を基にした、SEO戦略立案・CVR改善能力が強み。

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