「何から勉強すれば『社長になれるレベル』になるのかがわからない」
「本や情報が多すぎて、自分に合う勉強法やロードマップがわからない」
本記事を読んでいる方は、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。
本記事では、経営者の概要や社長になるための勉強法・社長に勉強が必要な理由、忙しくても勉強を続けるコツを詳しく解説します。
ぜひ本記事を参考に、理想の経営者を目指して第一歩を踏み出してください。
なお、社長になるための勉強や専門家との交流には「プレジデントアカデミー」がおすすめです。1日660円、全額返金保証付きで経営のイロハを徹底的に学べます。
社長(経営者)とは?

「社長になるには特別な資格や高い学歴が必要だ」と考えている人は少なくありません。しかし、実際には必ずしもそうとは限りません。ここでは、社長を目指す上で知っておくべき前提知識を解説します。
- 社長になるために必要な資格
- 社長になるために必要な学歴
- 社長になるために必要な知識
これらを理解すれば、これからどのような準備を進めればよいかが明確になるでしょう。まずは、資格の有無やその重要性を見ていきます。
社長になるために必要な資格
経営者になるために必須の資格は存在しません。そのため、何の資格をもっていなくても経営者を目指せます。
しかし、経営をうまく進めるには幅広いジャンルで知識を有しておく必要があります。もし試験に合格できなくても、勉強を通して培った知識は決して無駄にはなりません。
経営に役立つ主な資格は以下のとおりです。
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資格名 |
特徴とメリット |
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日商簿記(2級以上) |
貸借対照表や損益計算書を読み解き、会社の経営状態や財政状況の良し悪しを判別できるようになる |
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中小業診断士 |
自社の経営に役立つだけでなく、経営状態のよい営業先の選別なども可能になる |
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MBA(経営学修士) |
経営全体を俯瞰して問題解決に取り組めるような全体的な知識が身につく |
これらの資格勉強を通じて得られる知識は、実務では強力な武器となるでしょう。
社長になるために必要な学歴
経営者になるために出ておくべき大学は存在せず、大学へ行っていなくても目指せます。
ただ、起業家を志す人にとって大学に行く意義は大きく、仲間や人脈・情報・インターンシップ経験などが手に入るのは魅力です。起業家を多く出している大学へ行けば、OBやOGとつながりをもてるので、人脈のネットワークが広がるメリットがあります。
これから大学に行き学ぼうと考えているならば、起業したい分野と関連が深い知識が身につく学部への進学がおすすめです。
また、以下のような起業家支援を行っている大学もあります。
- 慶應義塾大学
- 同志社大学
- 早稲田大学
これらの大学ではアドバイスを行っていたり、インキュベーション(起業家やスタートアップの卵を支援)施設もあります。実際の社長が講師として登場する専門学校も存在し、生きたビジネスの現場に触れられるのは大きなメリットです。
社長になるために必要な知識
社長になるために必要な知識は幅広く、一度にすべて習得を目指すのは現実的には不可能です。あまり理想を追い求めすぎず、一歩一歩前に進んでいくのがポイントでしょう。
ビジネスパーソンに求められる知識と、社長特有の知識は以下のように分類できます。
- ビジネス基本知識:経理・財務、法務・手続き・労務・人事、マーケティング、営業など
- 社長固有の知識:リスク管理・人間関係の構築・経営の仕組み・経営戦略など
- 自社の知識:経営資源の配分方法・オペレーション・自社の強みなど
経営者を目指すのであれば、会社の設立方法の知識もあわせて押さえておく必要があります。まずは基礎的な部分から少しずつ学びを深めてください。
社長になるための勉強方法3選

ここでは、実践的かつ継続しやすい3つの勉強法を紹介します。
- 商工会・商工会議所へ入会する
- 書籍を読む
- YouTubeで学ぶ
それぞれの方法には特徴があり、自分に合ったやり方を取り入れるのが成長への近道です。具体的な活用方法を確認しましょう。
商工会・商工会議所へ入会する
商工会や商工会議所には、自ら起業した方や事業を承継した方が多く在籍しています。起業を検討している段階でも入会できるケースがあるため、まずはお近くの商工会・商工会議所に問い合わせてみましょう。
大きな魅力は、同世代の経営者が集まる青年部などの存在です。年齢の近い仲間とは悩みを共有しやすく、切磋琢磨しながらともに成長できる関係を築けます。
また、会員同士が交流できるイベントや勉強会も頻繁に開催されています。現役経営者から直接話を聞ける機会は非常に貴重で、リアルな成功談・失敗談から生きた経営のヒントを得られるでしょう。
インターネット上の情報だけでは得られない実体験に基づくアドバイスや、地域に根差したビジネスのあり方を学べる場として、経営者の人脈づくりに最適な環境といえます。
書籍を読む
ビジネスモデル・マーケティング・マネジメント・リーダーシップ・財務・会計・雇用など、社長になるための知識を習得できる書籍が多く販売されています。
すべての知識を本で身につける必要はありませんが、どのようにお金を稼ぐかなどビジネスモデルやマーケティングに関する本は役に立ちます。
一方で、会計や雇用に関する本も販売されていますが、複雑な処理などは専門家に任せたほうがよい場合が多いです。
文字だけ読むのが苦手な方には、かわいいイラストがメインにわかりやすく解説されている本がおすすめです。ただ、事業承継で社長になる場合は、すでにいる従業員をどのようにマネジメントしていくべきかを、書籍を通じて事前に学んでおく必要があります。
YouTubeで学ぶ
近年では、現役の社長自らがYouTubeチャンネルを開設し、情報を発信するケースが急増しています。
動画では、社長になった経緯や具体的な経営ノウハウ、さらには起業後の失敗談まで語られています。
文字を読むのが苦手な方でも、映像と音声で直感的に学べるため、知識を吸収しやすいでしょう。もし動画の内容以上に深く学びたい場合は、その社長が運営する月額制のオンラインサロンへ入会するのも一つの方法です。
公の場では言えない裏話や、より専門的な戦略に触れられる可能性があります。まずは隙間時間を活用し、気になる社長の動画を視聴する習慣をつけてみてください。
社長になるには勉強が必要な4つの理由

「なぜ、そこまで勉強が必要なのか?」と疑問に思うかもしれません。経営の世界は厳しく、直感だけで乗り切れるものではないからです。ここでは、勉強が必要不可欠な4つの理由を深掘りします。
- 仮説力を身に付ける必要があるから
- 「経験」と「経営知識」が重要だから
- 自己投資が最も効果的な投資先だから
- 経営環境の変化へ対応する必要があるから
これらの理由を知ることで、学ぶことへのモチベーションが高まるはずです。
仮説力を身に付ける必要があるから
経営者として成功するために不可欠なのが「仮説力」です。これは未来を予測し、精度のよい見立てを立てる力を指します。
経営には「これさえやれば必ず成功する」など魔法のノウハウは存在しません。それぞれの環境・状況に合わせて、必要な知識を学び実践し、結果を見て見直し・修正、そして経験・資産として蓄積するサイクルを回し続ける必要があります。
経営には明確な「正解」がないからこそ「仮説を立てて検証する力」が重要です。経営者の仮説力が弱いと、会社は誤った方向へ進んでしまうリスクが高まります。
仮説力が高い経営者の特徴は以下のとおりです。
- 未来予測の精度が高い
- 無駄のない的確な経営判断ができる
- 経営資源(人・モノ・お金・時間)を無駄なく配分できる
経営が成功するかどうかは、経営者の仮説力に大きく左右されるといっても過言ではありません。
「経験」と「知識」が重要だから
経営者の「仮説力」を高めるには「経験」と「経営知識」の2つが重要です。経営者として経験するすべての出来事が、仮説力を鍛える材料になります。
同じビジネスを続けていくほど、その分野での仮説力は基本的に向上していきます。経験値が高い経営者は、リーマンショックのような急激な環境変化のときでも「次はこう動くべき」など仮説を素早く立てられることが多いです。
長年経営している人ほど、この経験値が蓄積されています。
しかし、経営知識も経験と同じく仮説力を高める重要な要素です。経営の基本知識がないと、「正しい仮説」を立てることができません。
特に、経営者になって間もない・経験が浅い段階では、経営知識が重要な「判断の拠り所」になります。
経営の勉強は、「経験の少なさ」を補ってくれる役割をもちます。
自己投資が最も効果的な投資先だから
「経験を積んでいけば、経営知識を勉強しなくてもよい」と考える人もいますが、経験を積むには「とても時間がかかる」のがデメリットです。
一方、本を熟読して「経営知識」を増やすことは、比較的短時間でできます。経営を学ぶことは「経験値の不足を、時間ではなくお金で補っている」イメージに近いです。経営の勉強は、経営の成功に近づくためのリターンの大きい投資です。
また、経営知識は「経験からの学びの質」を高める役割もあります。
経営知識をもっている人と、知識が少ない人が同じ経験をしても、前者のほうが「気付き・学び・次の仮説」が圧倒的に豊かになるでしょう。
経営環境の変化へ対応する必要があるから
AIやメタバースなどの新技術の成長により、近年、経営環境の変化スピードはますます加速しています。
「過去の経験」など具体的な出来事だけに依存して学び続けていると、時代や経営環境が大きく変わったときに対応できない恐れがあります。
過去の成功体験や経験から生まれた仮説に依存し続けていると、いつかその仮説が通用しなくなるタイミングが来る可能性があるでしょう。
だからこそ、これまでの「経営経験」を大切にしつつ、未来の環境変化を見据えた「新しい経営の考え方・やり方」を学び直すことが必要です。
新しい経営知識を学ぶことで、自分の仮説を時代に合わせてアップデートでき、経営者としての「仮説力」を継続的に磨いていけます。
忙しくても続けられる勉強のコツ4選

「勉強の大切さはわかったけれど、時間がなくて続かない」などの悩みはつきものです。しかし、工夫次第で忙しい中でも学び続けることは可能です。ここでは、挫折を防ぐための4つのコツを紹介します。
- 勉強する理由を明確にする
- 目標を小さく設定する
- 時間と場所を固定する
- スマートフォンを触れない環境をつくる
これらを実践して、無理なく学習習慣を身につけましょう。
勉強する理由を明確にする
勉強を継続させるためには、まず「なぜ学ぶのか」と動機をはっきりさせる必要があります。単に「社長だから勉強しなければならない」などの義務感だけでは、忙しい日々の中で挫折してしまう可能性が高いからです。
たとえば、「銀行との融資交渉を有利に進めるために、決算書の読み解き方をマスターしたい」「従業員の離職を防ぐために、最新のマネジメント手法を取り入れたい」など具体的な目的を設定してください。
目的が明確であればあるほど、勉強に向かう意欲は湧いてきます。また、仕事で疲れて勉強がつらいと感じたときでも、その目的が心の支えとなり、もうひと踏ん張りする力を与えてくれるでしょう。
まずはノートやスマートフォンに、自分が達成したい目標とその理由を書き出すことから始めてみてください。そのメモを見返すことが、日々の学習を支える燃料となります。
目標を小さく設定する
学習習慣を定着させるための最大の秘訣は、目標を極限まで小さくすることです。
意欲が高い初日は「毎日2時間勉強する」など高い目標を立てがちですが、三日坊主で終わってしまう原因になりかねません。忙しい社長業の合間を縫って大きな時間を確保するのは、現実的に難しいからです。
そこでおすすめなのが「1日5分だけ本を開く」「動画を1本だけ見る」など、絶対に達成できるレベルの目標設定です。
ハードルを下げれば、心理的な負担がなくなり、スムーズに取り掛かれます。実際には一度始めてしまえば、5分以上続くことも珍しくありません。
重要なのは、学習量ではなく「毎日続けた」などの事実です。小さな成功体験を積み重ねることで自信がつき、結果として大きな知識の習得につながります。
時間と場所を固定する
意志の力に頼らず勉強を続けるには「いつ」「どこで」やるかをあらかじめ決めるのが有効です。
「時間ができたらやろう」と考えていると、結局後回しにしてしまい、1日が終わってしまうことが多々あります。「朝のコーヒーを飲んだ後は書斎で15分本を読む」「移動中の電車内では動画学習をする」など自分だけのルールを作ってみてください。
行動と場所をセットにすれば、脳が自然と勉強モードに切り替わるようになります。
決まった環境に身を置くだけでスイッチが入るようになれば、やる気に左右されずに学習を進められます。まずは、生活リズムの中で無理なく組み込める隙間時間を見つけ、そこを「聖域」として活用しましょう。
スマートフォンを触れない環境をつくる
集中力を維持する上で最大の敵となるのが、スマートフォンの存在です。
通知音が一つ鳴るだけで、せっかくの集中は途切れてしまいます。「少しだけ確認しよう」と手に取った結果、SNSやメールチェックに時間を奪われ、気付けば30分経っていた経験は誰にでもあるはずです。
この事態を防ぐには、物理的にスマートフォンを遮断するのが最も効果的です。勉強中は機内モードに設定するか、電源を切って別の部屋に置いておきましょう。
視界に入らないだけで、誘惑は劇的に減ります。どうしても手放せない場合は、特定のアプリしか開けないようにする制限機能を活用するのも一つの手です。
自分を律するのではなく、環境を整えることで、質の高い学習時間を確保してください。
社長になるための勉強や専門家との交流には「プレジデントアカデミー」がおすすめ

社長になるために必須の資格や学歴はありませんが、経営を成功させるには幅広い知識が求められます。特に重要なのが、未来を予測し的確な判断を下す「仮説力」です。
この力を高めるには「経験」と「経営知識」の両方が欠かせません。
勉強法としては、商工会への入会、書籍、YouTubeが効果的です。継続のコツは、目標を小さく設定し、時間と場所を固定することです。
独学に限界を感じたら、経営者向け学習コミュニティ「プレジデントアカデミー」の活用をおすすめします。体系的な知識を学びながら、現役経営者との交流を通じてリアルな情報を得られます。成長意欲の高い仲間とともに学び、経営者としての視座を高めていきましょう。
この記事の執筆者
ナレッジソサエティ編集部
ナレッジソサエティ編集部
2010年設立の東京都千代田区九段南にある起業家向けバーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」です。2010年からバーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの専業業者として運営を行っております。バーチャルオフィスのこと、起業家に役立つ情報を配信しています。「こういう情報が知りたい」といったリクエストがあれば編集部までご連絡ください。
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この記事の監修者
久田敦史
株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役
バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。
2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。
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筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)
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