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GMOあおぞらネット銀行 VS 住信SBIネット銀行の法人口座を比較!開設するならどっち?

[投稿日]2025/07/26 / [最終更新日]2025/08/06

GMOあおぞらネット銀行 VS 住信SBIネット銀行の法人口座を比較!開設するならどっち?

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GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行は、どちらも法人口座の振込手数料が安く、利便性の高いネット銀行です。しかし、サービス内容や機能に細かな違いがあるため、「どちらを選ぶべきか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のサービス内容を9つの項目で比較し、それぞれの強み・弱みをわかりやすく解説しています。どちらの銀行が自社に最適か判断できるよう、ぜひ最後までご覧ください。

参考:【法人口座】GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を徹底比較!どっちがおすすめ?

【運営会社】GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を比較

まずは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行それぞれの運営会社を比較します。以下の表では、会社の設立日や主要株主などをまとめています。

運営会社名 GMOあおぞらネット銀行株式会社 住信SBIネット銀行株式会社
会社設立日 1994年2月28日 1986年6月
銀行設立日 2018年7月17日 2007年9月
本拠地 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス 東京都港区六本木三丁目2-1 住友不動産六本木グランドタワー
資本金 241億2,996万円(2024年4月19日時点) 310億円(2024年6月18日時点)
株主 株式会社 あおぞら銀行:50%
GMOインターネットグループ 株式会社:25%
GMOフィナンシャルホールディングス 株式会社:25%
三井住友信託銀行株式会社:34.19%
SBIホールディングス株式会社:34.19%
日本証券金融株式会社:3.72%

GMOあおぞらネット銀行は、1994年に日債銀信託銀行として設立され、2018年よりインターネット専業銀行として事業を開始しました。親会社は、あおぞら銀行とGMOインターネットグループであり、両社とも東証プライム上場企業です。

数々のインターネットサービスを手がけるGMOインターネットグループと、金融機関としての実績がある、あおぞら銀行が親会社を務めることもあり、比較的磐石な経営基盤と言えます。また、ネット銀行としての歴史は浅いものの、他行にはない独自のサービスを提供することで口座開設数を着々と伸ばしています。

一方、住信SBIネット銀行は1986年に、三井住友信託銀行の業務受託会社として設立され、2007年にインターネット銀行として営業を開始しました。親会社は三井住友信託銀行とSBIホールディングスの2社で、いずれも金融業界で長い実績を誇る大手の企業です。

GMOあおぞらネット銀行よりも資本金額や銀行の運営歴が勝っているため、こちらも安定したサービス提供が期待できます。

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【法人口座開設割合】GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を比較

バーチャルオフィスサービスを展開する「バーチャルオフィス1」が、自社顧客を対象に実施したアンケート調査によると、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の法人口座開設割合は、以下のような結果でした。

【法人口座開設割合】GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を比較

引用:【法人口座】ネット銀行のおすすめ5選を比較!振込手数料が安いのはどこ?

  • GMOあおぞらネット銀行:56.5%
  • 住信SBIネット銀行:35.2%

このデータから、GMOあおぞらネット銀行で法人口座を開設する企業が、住信SBIネット銀行よりも多い傾向が見て取れます。GMOあおぞらネット銀行は、サービス内容の充実や改善スピードの早さに定評があり、利用者から高い評価を得ています。

また、機能面・サービス面でも優位性があり、たとえば審査期間の短さや、海外送金手数料の低さ、税金や社会保険料の支払い対応などが挙げられます。特に、ネット銀行として初めてPay-easyによる社会保険料の納付に対応した点は、多くの利用者から支持されています。

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【サービス内容】GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を9項目で比較

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を、以下の項目ごとに比較します。

  • 振込手数料・インターネットバンキング利用料
  • 口座振替・定額自動振込手数料
  • 総合振込手数料・月額料金
  • 海外送金手数料・月額料金
  • 各種支払い方法・機関への対応
  • 審査期間・必要書類
  • そのほかサービス内容
  • ビジネスローン・融資商品
  • ビジネスデビットカード

両行の違いや強みを理解し、自社に合った銀行選びの参考にしてください。

1.振込手数料・インターネットバンキング利用料

振込手数料・インターネットバンキング利用料

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の振込手数料とインターネットバンキング利用料を比較します。

項目 GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
同行・同一支店宛振込手数料 無料 無料
同行・本支店宛振込手数料 無料 無料
他行宛振込手数料 145円(通常)
129円(振込料金とくとく会員適用時)
145円(通常)
130〜145円(振込優遇プログラム適用時)
インターネットバンキング利用料 無料 無料

いずれも、同行宛の振込手数料は無料、他行宛は145円です。ただし、両行で提供される振込手数料の割引プログラムを考慮すると、GMOあおぞらネット銀行の方が安くなります。

以下では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の、振込手数料割引プログラムを比較しています。

銀行名 プログラム名 概要
GMOあおぞらネット銀行 振込料金とくとく会員 ・月額500円で以下の特典が受けられる
・他行宛振込手数料が1件あたり129円に割引
・提携ATM出金手数料が月5回まで無料
・ビジネスデビットカードの追加発行手数料が無料
住信SBIネット銀行 振込優遇プログラム 前々月の振込件数に応じて、他行宛振込件数が割引
【5回未満】145円
【5回以上】140円
【20回以上】135円
【50回以上】130円

GMOあおぞらネット銀行の振込料金とくとく会員は、他行宛振込手数料が一律で129円に割引される点が魅力です。ただし、月額500円の会費が発生するため、振込件数が多い法人を除くと、ほかの特典と併用しなければ料金以上のメリットが期待できないでしょう。

一方、住信SBIネット銀行の振込優遇プログラムは、前々月の振込件数に応じて自動的に手数料が割引される仕組みです。月額料金がかからない点はメリットですが、振込件数が少ない場合に割引率が低い点がデメリットです。

2.定額自動振込手数料

定額自動振込手数料

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の定額自動振込手数料を比較します。

  GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
定額自動振込手数料 同行宛:無料
他行宛:145円
※振込料金とくとく会員も適用可
同行宛:無料
他行宛:145円
※振込優遇プログラム対象
定額自動振込登録上限数 1,000件 10件

両行の定額自動振込手数料は、通常の振込手数料と同額です。振込手数料割引プログラムも適用されるため、それほど大きな差はありません。

ただし、定額自動振込に登録できる上限数には大きな違いがあります。GMOあおぞらネット銀行では最大1,000件まで登録できるのに対し、住信SBIネット銀行は最大10件です。

仮に賃料や外注費、通信費など、さまざまな経費を定額自動振込で支払う場合、住信SBIネット銀行の上限数では不足する恐れがあります。多くの支払先に対して定額自動振込を利用したい場合は、GMOあおぞらネット銀行の方が安心です。

3.総合振込手数料・月額料金

総合振込は、給与や外注費など複数の振込をまとめて処理する際に便利な機能であり、大量の振込業務を行う法人にとって重要なポイントです。以下では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の総合振込サービスについて、手数料や処理件数の上限を比較しています。

  GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
契約金 無料 無料
月額料金 無料 無料
振込手数料 通常の振込手数料と同額
※振込料金とくとく会員も適用可
通常の振込手数料と同額
※振込優遇プログラム適用不可
上限処理件数 9,999件 9,999件

両行とも総合振込サービスの利用にあたり、初期契約料や月額料金は発生しません。また、1回あたりの最大処理件数が9,999件と、多くの振込を一括で処理できます。

ただし、振込手数料を比較すると、GMOあおぞらネット銀行では割引プログラムが適用されるのに対し、住信SBIネット銀行では対象外となっています。振込料金とくとく会員は月額料金がかかるためそれほど大きな差にはなりませんが、GMOあおぞらネット銀行の方がコストを抑えやすいと言えます。

4.海外送金手数料・月額料金

海外送金手数料・月額料金

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の海外送金サービスは、手数料の仕組みに違いがあります。ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の海外送金サービスについて、手数料や月額料金を比較します。

項目 GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
初期手数料 無料 通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象:25,000円
月額料金 無料 無料
送金手数料 265円〜(送金金額により変動) 一律2,500円
為替手数料(米ドル) 無料 6銭/ドル

GMOあおぞらネット銀行は、海外送金サービスの初期手数料・月額料金ともに無料です。また、送金手数料は最低265円であり、送金金額に応じて変動する仕組みです。

米ドルの為替手数料も無料に設定されているため、少額を送金する場合にコストを抑えやすいサービスと言えます。一方、住信SBIネット銀行の海外送金サービスは、初期手数料として50,000円がかかります。

月額料金はGMOあおぞらネット銀行と同様で無料ですが、送金手数料が一律で発生する点が特徴です。加えて、米ドルの為替手数料もかかるため、少額を繰り返し送金する場合には多くのコストが発生する恐れがあります。

よって、少額の海外送金を繰り返し行う場合にはGMOあおぞらネット銀行が、大口の海外送金を実施する場合は住信SBIネット銀行がおすすめです。

5.各種支払い方法・機関への対応

各種支払い方法・機関への対応

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行では、税金や共済制度の支払方法の対応に違いがあります。以下では両銀行の各種支払い方法・機関への対応状況を比較しています。

項目 GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
Pay-easy対応
国税・社会保険料の口座振替 ×
日本政策金融公庫の対応
経営セーフティ共済の対応 ×

GMOあおぞらネット銀行は、Pay-easyによる各種税金や保険料の支払いはもちろん、社会保険料の口座振替にも対応しています。経営セーフティ共済にも対応しており、資金繰りの安定化や税務対策にも有利です。

一方、住信SBIネット銀行はPay-easyを利用した納税が可能ですが、国税や社会保険料の口座振替は未対応となっています。そのため、支払の対応数を重視する企業には GMOあおぞらネット銀行が適しています。

6.審査期間・必要書類

審査期間・必要書類

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行それぞれの法人口座開設にかかる審査期間と、必要書類を比較します。

  GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
審査期間 最短即日~平均2営業日 オンライン:最短翌営業日
郵送:1週間程度
必要書類 ・本人確認書類
・事業内容確認書類
※法人住所の補完書類
※外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に係る確認書
※特定取引を行う者の届出書
【オンライン申請】
・本人確認書類
【郵送申請】
・本人確認書類
・口座開設申込書

※は、必要に応じて求められる書類です。

GMOあおぞらネット銀行は審査のスピードが早く、最短で申し込んだ当日に完了するケースもあります。平均して2営業日程度で審査が終了するため、急いで口座を開設したい場合でも対応しやすいと言えます。

ただし、本人確認書類以外に、事業内容確認書類や補完書類が必要で、書類の準備に時間がかかる場合があります。一方、住信SBIネット銀行は、オンライン申請であれば最短翌営業日に審査結果がでます。また、必要書類も本人確認書類のみと少ないため、書類の不備による審査落ちリスクを軽減できるでしょう。

7.そのほかサービス内容

そのほかサービス内容

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行には、ネットバンキングの基本機能以外にも、業務効率化に役立つ追加サービスが用意されています。ここでは、両行のネットバンキングアカウント上限数や口座開設上限数を比較します。

  GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
ネットバンキングのアカウント上限数 100アカウント 20アカウント
口座の開設上限数 20口座 マスター口座のみ

GMOあおぞらネット銀行では、ネットバンキングの管理者アカウントを最大100件まで作成できます。複数の担当者がそれぞれ個別にアカウントを持つことができるため、社内の承認フローや権限管理がしやすくなっています。

また、口座についても、1法人あたり1マスター口座+19サブ口座の最大20口座まで開設が可能です。事業別や取引先別に口座を分けて管理することで、資金の流れをわかりやすく整理できます。

一方、住信SBIネット銀行は、ネットバンキングの管理者アカウントが最大20件となっています。法人口座については、基本的に1法人につき1つのマスター口座のみの開設となり、用途別に口座を使い分けられません。

8.ビジネスローン・融資商品

ビジネスローン・融資商品

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行では、法人向けの融資商品も取り扱っています。ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行が提供する法人向け融資商品について、借入限度額や金利、審査スピードを比較します。

  GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
融資商品 あんしんワイド 事業性融資dayta
借入限度額 1,000万円 3,000万円
金利 0.9〜14.0% 非公開
審査期間 最短で2営業日 最短当日

それぞれの融資商品は、特徴が大きく異なります。 GMOあおぞらネット銀行の「あんしんワイド」は、融資枠型のビジネスローンで、契約期間中は設定された融資枠内で何度でも借入や返済が可能です。​

審査は初回の一度のみで、その後は融資枠内で自由に資金の借り入れができます。

一方、住信SBIネット銀行の「事業性融資dayta」は、口座の入出金データを基に毎月借入条件が提示される融資商品です。​決算書などの書類提出や面談が不要で、オンラインで手続きが完結し、最短当日に借入が可能です。

どちらもネット銀行ならではの利便性とスピード感があるため、資金調達の手段として検討しやすいサービスといえるでしょう。

9.ビジネスデビットカード

ビジネスデビットカード

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のビジネスデビットカードについて、年会費や還元率、付帯サービスの内容を比較します。

項目 GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
発行手数料 無料 一般カード:無料
プラチナカード:無料
年会費 無料 一般カード:無料
プラチナカード:11,000円(税込)
還元率 1%(現金還元) 一般カード:0.8%(ポイント還元)
プラチナカード:1.0%(ポイント還元)
付帯サービス 最大1,000万円の不正利用補償 【一般カード】
最大1,000万円の不正利用補償
海外出張関連サービス

【プラチナカード】
最大1,000万円の不正利用補償
空港ラウンジ年間3回無料
約150カ国でインターネット接続
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ショッピングガード保険
モバイル端末の保険

還元内容 現金 ポイント
国際ブランド VISA・MasterCard MasterCard

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、発行手数料・年会費ともに無料で利用でき、利用額の1.0%が現金で還元されるのが特徴です。現金での還元を重視する企業や、コストを抑えたい事業者に適しています。

一方、住信SBIネット銀行は、一般カードとプラチナカードの2種類を提供しています。一般カードは発行手数料・年会費ともに無料ですが、ポイント還元率は0.8%とやや低めです。プラチナカードは年会費が11,000円かかるものの、1.0%のポイント還元に加え、海外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなどの充実した付帯サービスが魅力です。

ただし、ポイントでの還元になるため、用途が制限される点には注意が必要です。還元内容やコスト面で選ぶならGMOあおぞらネット銀行が、出張が多く付帯サービスを重視する場合は住信SBIネット銀行のプラチナカードを検討するとよいでしょう。

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行、法人口座を開設するならどっち?

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行、法人口座を開設するならどっち?

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のどちらを選ぶべきかを紹介します。両行のサービス内容の違いを踏まえると、以下の特徴が挙げられます。

【GMOあおぞらネット銀行がおすすめの会社】

  • 各種手数料を抑えたい
  • 充実したサービスを利用したい

【住信SBIネット銀行がおすすめの会社】

  • 少ない必要書類で口座開設したい
  • スピーディーに融資を受けたい

GMOあおぞらネット銀行がおすすめな法人の特徴

GMOあおぞらネット銀行がおすすめな法人の特徴

振込手数料 同行同一支店宛 無料 海外送金 初期手数料 無料
同行本支店宛 無料 月額料金 無料
他行宛 145円
※129円(振込料金とくとく会員)
送金手数料 265円〜
送金金額に応じて変動
為替手数料(米ドル) 0円
初期費用・インターネットバンキング利用料 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料 無料 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能 ネットバンキングのアカウント上限数 100アカウント
月額料金 無料 複数口座の開設上限数 20口座
上限処理件数 9,999件 融資商品の有無
定額自動振 定額自動振込手数料 同行宛:無料
他行宛:145円
※129円(振込料金とくとく会員)
Pay-easyの対応
国税・社会保険料の口座振替
経営セーフティー共済の対応可否
日本政策金融公庫の対応
審査期間 最短即日~平均2営業日

GMOあおぞらネット銀行は、振込手数料や海外送金手数料が安価な銀行です。他行宛振込手数料は通常145円ですが、「振込料金とくとく会員」を利用すれば取引件数に関係なく一律129円へと割引されます。

国税や社会保険料の口座振替に対応しているため、税金や保険料の支払いを効率化したい企業に適しています。なお、ネットバンキングのアカウント数は100件、追加口座は最大20口座まで開設できるため、部門ごとに資金管理を行いたい場合にも対応できます。

月々のコストを抑えながら、機能面にも妥協したくない企業には、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

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住信SBIネット銀行がおすすめな法人の特徴

住信SBIネット銀行がおすすめな法人の特徴

振込手数料 同行同一支店宛 無料 海外送金 初期手数料 通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象者:25,000円
同行本支店宛 無料 月額料金 無料
他行宛 145円
※130〜145円(振込優遇プログラム)
送金手数料 2,500円
為替手数料(米ドル) 6銭/ドル
初期費用・インターネットバンキング利用料 初期契約料 無料 当日振込・リアルタイム振込 当日振込対応時間 当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料 無料 リアルタイム振込
総合振込 初期契約料 無料 その他機能 ネットバンキングのアカウント上限数 20アカウント
月額料金 無料 複数口座の開設上限数 マスター口座のみ
上限処理件数 9,999件 融資商品の有無
定額自動振 定額自動振込手数料 同行宛:無料
他行宛:145円
※130〜145円(振込優遇プログラム)
Pay-easyの対応
国税・社会保険料の口座振替 ×
経営セーフティー共済の対応可否 ×
日本政策金融公庫の対応
審査期間 オンライン:最短翌営業日
郵送:1週間程度

住信SBIネット銀行は、スムーズな口座開設と融資スピードを重視する法人におすすめです。オンライン申請なら、代表者の本人確認書類のみで申し込めるため、必要書類の準備に手間がかかりません。

また、住信SBIネット銀行の融資商品は、銀行側からの提案によって手続きを進める仕組みです。過去の入出金履歴や取引実績をもとに融資条件が提案されるため、審査期間が比較的短くなっています。

法人口座の開設や融資の手続きをスムーズに進めたい方には、住信SBIネット銀行がおすすめです。

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まとめ

本記事では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を振込手数料や海外送金手数料、サービス内容など、さまざまな観点で比較しました。総合的に見ると、安さや機能性を重視する場合には、GMOあおぞらネット銀行が適しています。

一方で、融資のスピードを重視する場合や、口座開設時の必要書類を最小限にしたい場合には、住信SBIネット銀行がおすすめです。 法人口座選びで失敗しないためにも、両行のサービス内容を細かく比較し、自社の目的に合った方を選択しましょう。

この記事の執筆者

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

2010年設立の東京都千代田区九段南にある起業家向けバーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」です。2010年からバーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの専業業者として運営を行っております。バーチャルオフィスのこと、起業家に役立つ情報を配信しています。「こういう情報が知りたい」といったリクエストがあれば編集部までご連絡ください。

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この記事の執筆者

高橋暁人

高橋暁人

合同会社 MarkeSense代表

2018年に都内の大学を卒業後、新卒で個人事業主として独立。 ライター業から始まり、現在では企業のSEO・LLMO法人戦略の立案・実施・分析まで、SEO・LLMO回りの支援業務を一気通貫で提供する。 アフィリエイトメディアを運営しており、過去に4年間育てたサイトを売却した経験あり。 現在は法人として、バーチャルオフィスメディア「Mr.バーチャルオフィス」を運営中。 徹底した一次情報の調査・分析能力と、自社メディアで成果を出してきた経験を基にした、SEO戦略立案・CVR改善能力が強み。

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