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スモールビジネスの成功例3選!成功の5つのポイントと始め方、注意点を解説

[投稿日]2025/12/11

スモールビジネスの成功例3選!成功の5つのポイントと始め方、注意点を解説

※本ページにはプロモーションが含まれています。

「スモールビジネスの成功例が知りたい」
「スモールビジネスを成功させるポイントが知りたい」

このようにお考えではありませんか?

個人や少人数で立ち上げるスモールビジネスは、初期費用を抑えやすく、働き方の自由度も高いため注目を集めています。とはいえ、どのように事業を軌道に乗せればよいのか、どこから着手すべきなのか分からず迷うケースは少なくありません。

本記事では、実際に成果を上げている企業の成功例を紐解き、そこから見える成功の法則、具体的な立ち上げ手順、失敗を防ぐための注意点まで詳しく解説します。

この記事を読めば、スモールビジネスの全体像が整理され、自身の事業を前進させるためのヒントが得られるでしょう。

なお、スモールビジネスの経営を学びたい方はPresident Academyをご利用ください。

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スモールビジネスの成功例3選

スモールビジネスの成功例3選

スモールビジネスの3つの成功事例を紹介します。

  • 株式会社カカクコム|価格比較サイトの運営から東証マザーズ上場達成に成功
  • 株式会社みさきホールディングス|アフィリエイトを起点に事業の多角展開を実施
  • Our Story Bridal|中古のウェディングドレス販売でオンライン経由で顧客を獲得

各事例の詳細を見ていきましょう。

株式会社カカクコム|価格比較サイトの運営から東証マザーズ上場達成に成功

株式会社カカクコム|価格比較サイトの運営から東証マザーズ上場達成に成功

引用:株式会社カカクコム

株式会社カカクコムは、購買支援サイト「価格.com」の運営により大きく成長した企業です。当初はパソコンパーツの価格情報を集約し、ユーザーの利便性を高めるサービスとしてスタートしました。

スモールビジネス成功の要因は、ユーザー視点に立った徹底的な情報提供と、収益源の分散にあります。単なる価格比較にとどまらず、商品レビューや口コミ掲示板などの機能を充実させ、購入を検討するユーザーにとってなくてはならないプラットフォームとしての地位を確立しました。

利用者の多さを武器に、グルメサイト「食べログ」など新たな事業領域へも積極的に展開し、東証マザーズ上場(現在はプライム市場)を果たしています。ユーザーのニーズを捉え、小さく始めたサービスを大きく育て上げた代表的な成功例といえます。

株式会社みさきホールディングス|アフィリエイトを起点に事業の多角展開を実施

株式会社みさきホールディングス|アフィリエイトを起点に事業の多角展開を実施

引用:株式会社みさきホールディングス

株式会社みさきホールディングスは、代表の三崎優太氏が高校時代に取り組んだアフィリエイト事業を原点としています。個人で始めたアフィリエイトで培ったSEO(検索エンジン最適化)やインターネットマーケティングの知見を活かし、その後法人を設立しました。

同社の特徴は、Webマーケティングのスキルを核として、広告運用やD2C(Direct to Consumer)事業などへ展開領域を広げていった点にあります。

さらに、周辺領域へ投資や事業展開を行うことで収益源を分散し、複数の事業を支えるホールディングス体制へと移行しています。個人のスキルを起点にビジネスを立ち上げ、多角化によってリスクヘッジしながら規模を拡大させた好例です。

Our Story Bridal|中古のウェディングドレス販売でオンライン経由で顧客を獲得

Our Story Bridal|中古のウェディングドレス販売でオンライン経由で顧客を獲得

引用:Our Story Bridal

Our Story Bridalは、サンプル品や中古のデザイナードレスを専門に取り扱うウェディングドレスブティックです。「一生に一度の晴れ舞台だが、ドレスの費用は抑えたい」という花嫁の切実なニーズに応えるサービスを展開しています。

実店舗への集客をSNS中心に行っている点がビジネスの特徴で、InstagramなどのSNSを活用して魅力的なドレスの画像や情報を発信し、オンライン経由で効率的に顧客を獲得しています。高品質なブランドドレスを新品よりも手頃な価格で提供することで、コストパフォーマンスを重視する層からの強い支持を得ることに成功しました。

大規模な広告費をかけずとも、ターゲット層に刺さるコンセプトとSNS運用を組み合わせることで、スモールビジネスでも十分に集客が可能であることを証明した事例です。

スモールビジネスで成功するための5つのポイント

スモールビジネスで成功するための5つのポイント

スモールビジネスを軌道に乗せるために意識すべきポイントは、主に以下の5つです。

  • 市場規模と収益性を見極める
  • 自分の強みを活かせる分野を選ぶ
  • 初期コストを最小に抑える
  • 小規模でも勝てる差別化を設計する
  • 顧客との距離を近く保つ

各ポイントを詳しく見ていきましょう。

市場規模と収益性を見極める

スモールビジネスを始める際は、参入予定分野の市場規模や成長性を把握し、収益化の見込みを冷静に判断することが大切です。

小規模でも成立するビジネスモデルかどうかを調査し、初期段階での失敗を防ぎましょう。競合状況や差別化の余地を分析し、自社のリソースで勝てる見込みのある市場かを見極める必要があります。

事前にしっかりとリサーチを行い、どれくらいの売上が見込めるか、利益率はどの程度かといった収益シミュレーションを行うことが成功へのポイントです。

自分の強みを活かせる分野を選ぶ

これまでのスキルや経験を活用できる分野を選ぶことで、スモールビジネス特有の初期の試行錯誤を減らせます。未経験の分野に挑戦する場合、学習コストやノウハウの蓄積に時間がかかり、収益化までの道のりが遠くなってしまいます。

自身の得意分野であれば、競争優位をつくりやすく、顧客から選ばれやすい状態を整えることが可能です。自分の強みを事業コンセプトに深く落とし込み、一貫性のあるブランドを構築しましょう。

「この分野なら誰にも負けない」といえる領域で勝負することで、自信を持ってサービスを提供でき、顧客からの信頼獲得にもつながります。

初期コストを最小限に抑える

初期コストを最小限に抑える

スモールビジネスでは、設備投資を必要最低限に絞ることで、固定費を抑えてリスクを低減させられます。起業当初から大規模なオフィスを借りたり、大量の在庫を抱えたりするのはハイリスクです。

無料のSNSで集客したり、安価なクラウドサービスで事務処理を行ったりと、現代には低コストでビジネスを回すための便利なツールが溢れています。まずは小規模なスケールでビジネスを始め、顧客の反応を検証しながら徐々に規模を拡大することが重要です。

小規模でも勝てる差別化を設計する

大手企業と同じ土俵で戦っても、資金力や組織力で劣るスモールビジネスに勝ち目はありません。ターゲットを絞り込み、ニッチ市場で強みを発揮できる領域を選択すると良いでしょう。

他社が真似しにくい価値提供を明確化し、価格競争を避ける戦略が必要です。単に価格を安くするのではなく、独自の付加価値や体験を提供することで選ばれる存在になりやすいです。

顧客の課題を深く理解し、サービス内容に独自性を持たせましょう。スモールビジネスならではの小回りの良さを活かした差別化の設計が成功のポイントです。

顧客との距離を近く保つ

スモールビジネスの強みは、顧客一人ひとりと向き合える距離感の近さにあります。大企業では決裁に時間がかかる改善も、個人や少人数なら即座に実行でき、対応のスピード感が顧客からの信頼につながりやすいです。

スモールビジネスでは、少人数だからこそ可能な柔軟な対応で、顧客満足度の向上が見込めます。マニュアル通りの対応ではなく、相手の状況にあわせた心遣いや提案を行うことで、他にはない特別な体験を提供できるでしょう。

スモールビジネスの始め方【5STEP】

スモールビジネスの始め方【5STEP】

スモールビジネスを立ち上げる流れを5つのステップに分けて解説します。

  • 事業アイデアを選定する
  • 必要な資金を準備する
  • 開業に必要な手続きを行う
  • ブランドと集客の仕組みを整える
  • 小規模から事業をスタートさせる

各ステップの詳細を説明していきましょう。

1.事業アイデアを選定する

まずは、自身の強みや市場ニーズを整理し、実現可能性の高いアイデアを選ぶことから始めましょう。「何ができるか(Can)」「何をしたいか(Will)」「何が求められているか(Must)」の3つが重なる領域を検討します。

思いついたアイデアが実際にビジネスとして成り立つのか、類似のサービスを提供している競合はいないか、ターゲット層はお金を払ってくれるかなどをリサーチします。

また、事業アイデアを検討する際は、初期リスクを抑えた小規模な事業から始められるビジネスモデルに絞り込むことも大切です。

2.必要な資金を準備する

事業アイデアが固まったら、開業に必要な費用を洗い出し、資金計画を立てましょう。自己資金の比率を高め、資金繰りを安定させることが基本です。

事業資金の不足分は、日本政策金融公庫や自治体の補助金を活用し、資金負担を軽減しましょう。創業時に利用できる融資制度や、特定の事業に対する助成金など、公的な支援制度は数多く存在します。

無理のない返済計画を立て、事業継続に支障のない範囲で調達することが重要です。開業当初は売上が立たない期間が続くことも想定し、当面の生活費を含めた運転資金も確保しておくと安心です。

3.開業に必要な手続きを行う

3.開業に必要な手続きを行う

ビジネスを始めるためには、個人事業主の開業届や、会社設立の登記など、形態にあわせた必要書類の準備が必要です。また、確定申告の際にメリットがある「青色申告承認申請書」なども忘れずに提出しましょう。

業種に応じて許可が必要か確認し、事前に対応することも欠かせません。飲食店なら保健所の営業許可、中古品販売なら古物商許可など、許認可がないと営業できない業種もあるため、事前の確認を怠らないようにしましょう。

4.ブランドと集客の仕組みを整える

資金の準備ができたら、ブランドと集客の仕組みを整えましょう。スモールビジネスでは、SNS運用やホームページの制作など、小規模でも実行可能な施策がおすすめです。

最初は無料のSNSアカウントを開設し、情報発信を始めるだけでも十分な集客効果が期待できます。広告費を抑えつつ、集客動線を確立し、売上につながる仕組みをつくることが大切です。

ブログやYouTubeでのコンテンツ配信など、お金をかけずに手間をかける「コンテンツマーケティング」もスモールビジネスには相性が良い手法です。

5.小規模から事業をスタートさせる

小規模からビジネスをスタートさせ、顧客からのフィードバックを得ながら改善を重ね、事業の精度を高めましょう。最初から100点満点を目指すのではなく、60点の状態でもまずはリリースし、顧客の反応をみながら修正していく「リーンスタートアップ」の考え方が有効です。

成功パターンを見つけた後に拡大し、リスクを最小限にする戦略をとりましょう。「これなら売れる」という確信が得られてから、広告費を投下したり人員を増やしたりして、徐々にビジネスを大きくしていくのが安全な進め方です。

スモールビジネスを始める際の4つの注意点

スモールビジネスを始める際の4つの注意点

スモールビジネスを始める際の注意点は以下の4つです。

  • 資金調達が困難で収入が不安定になる場合がある
  • 業務の属人性が高くなるおそれがある
  • 人手不足に陥る可能性がある
  • 信用力が弱くなるケースがある

各注意点の詳細を見ていきましょう。

資金調達が困難で収入が不安定になる場合がある

スモールビジネスは実績が少ないため、銀行などからの資金調達が難しくなる場合があります。

売上が安定するまで資金繰りが厳しくなる可能性があるため、リスクを抑えた事業計画が求められます。毎月の固定費をまかなえるだけの売上が立つまでには、ある程度の時間がかかると覚悟しておきましょう。

固定費を抑え、収支計画を保守的に見積もり、リスクを縮小することが大切です。公的融資や補助金を活用して資金不足を補うことも重要です。

業務の属人性が高くなるおそれがある

スモールビジネスでは、代表者自身のスキルやノウハウに依存しやすく、業務の属人性が高くなりやすい傾向にあります。

事業規模が大きくなったときに品質を維持できない可能性があるため、可能な限り属人性を低下させる取り組みが必要です。業務フローを文書化したり、誰でも同じクオリティで作業できるような仕組みを整えたりして、組織として動ける体制づくりを意識しましょう。

人手不足に陥る可能性がある

知名度や資金力の面で大手企業に劣るスモールビジネスは、採用活動で苦戦する場合があります。スモールビジネスでは従業員数が限られるため、一人が抜けただけでも深刻な人手不足に陥りやすいです。

外注化できる部分は外部に委託し、負担を分散しましょう。経理やデザイン、Web制作など、専門的なスキルが必要な業務はフリーランスや外部業者に依頼することで、社内のリソースをコア業務に集中させられます。

自動ツールの導入も人手不足解消に役立ちます。会計ソフトや顧客管理システム、チャットボットなどを活用し、少ない人数でも効率的に業務を回せる環境を構築しましょう。

信用力が弱くなるケースがある

創業間もないスモールビジネスは、社会的信用がまだ確立されていません。実績が少ない初期段階では、信用性が低く、取引の獲得が難しい場合があります。

大手企業との取引や銀行融資の際に、信用力の低さがハードルとなることは少なくありません。

信用力を高めるためには、誠実な対応や実績の積み重ねが求められます。小さな仕事でも納期を守り、期待以上の成果を出すことで、少しずつ信頼を勝ち取っていくしかありません。

また、法人化や信頼性が高い住所のオフィスを持ったりすることも、対外的な信用度を向上させる1つの手段です。

スモールビジネスのコストカットにはバーチャルオフィスが便利

スモールビジネスのコストカットにはバーチャルオフィスが便利

スモールビジネスにおいて、固定費の削減は生存率に直結する重要な課題です。そこで役立つのが「バーチャルオフィス」の活用です。

バーチャルオフィスを使用すると、固定オフィスの賃料を削減でき、初期費用やランニングコストを抑えられます。

法人登記や事業用住所として利用でき、信用力の向上に役立ちます。自宅住所を公開せずに済み、都心の一等地の住所を名刺やWebサイトに記載できるため、ブランディング効果も期待できます。

会議室利用や郵便物転送など、小規模事業に必要な機能をまとめて利用できる点も魅力です。必要なときだけ会議室を借りるスタイルなら、無駄なスペース代を払う必要がありません。

なお、バーチャルオフィスの利用を検討している方は、バーチャルオフィス1をぜひご利用ください。

バーチャルオフィス1

バーチャルオフィスの詳細はこちらのページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:バーチャルオフィスとは?メリット・デメリット・よくある誤解についての解説

スモールビジネスを始めるなら「President Academy」がおすすめ

スモールビジネスを始めるなら「ナレッジソサエティ」がおすすめ

スモールビジネスは、低コストで始められる点や小規模でも柔軟に展開できる点がメリットです。

スモールビジネスを成功に導くためには、成功例からも分かる通り、強みを活かした運営や、小さな改善を継続する姿勢が欠かせません。また、初期費用を抑えつつ信用力を確保する工夫も、無理なくビジネスを成長させる上で重要なポイントです。

なお、スモールビジネスの経営を学びたい方はPresident Academyをご利用ください。

President Academy

この記事の執筆者

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

2010年設立の東京都千代田区九段南にある起業家向けバーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」です。2010年からバーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの専業業者として運営を行っております。バーチャルオフィスのこと、起業家に役立つ情報を配信しています。「こういう情報が知りたい」といったリクエストがあれば編集部までご連絡ください。

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この記事の監修者

久田敦史

久田敦史

株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役

バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。

2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。

【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)

【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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