女性専用シェアオフィスについて


[投稿日]2017年09月06日 / [最終更新日]2017/09/15

東京に限らず多くの地域で女性専用シェアオフィスも登場してきています。

当社も以前は女性専用シェアオフィスとして運営をしておりましたが、現在は男女共用のシェアオフィスになっています。女性専用シェアオフィスを運営してみてわかるメリット、デメリットなどについて書いてみたいと思います。

強固なコミュニティを作ることができる

女性専用シェアオフィスでは、当然会員の方は女性ばかりになります。やはり女性の方がネットワークを作るのは得意ですので自然発生的にネットワークができることが多くなります。その中から勉強会や交流会などに発展した例もありますので、起業をしたばかりで多くの知り合いを作りたいという方には大きなメリットがあると思います。

女性率が高いのでオフィスでも気兼ねなく仕事ができる

女性率が高い(完全に女性のみではありません。後述)ので、オフィス内に加齢臭をぷんぷん漂わせたおじさんはほとんどいません。よって快適に仕事をできることは間違いありません。特にママさん向けシェアオフィスなどのように対象を絞った女性専用シェアオフィスですと、赤ちゃんを連れてお仕事をしていても同じような方ばかりなので、多少赤ちゃんが泣いたとしても問題になることはないでしょう。

 

こういうメリットがある一方で、当社は女性専用シェアオフィスから男女共用シェアオフィスに変更しました。それは以下のような点からです。

ビジネスの相手が女性ばかりではない

女性専用シェアオフィスということでメンバーの方は女性のみですが、その方たちがビジネスをする相手は女性ばかりとは限りません。当然男性相手に物を販売したり、仕入れを行ったり、アライアンスを組むということもあるでしょう。そうなるとオフィス自体に男性が立ち入れないという完全女性専用シェアオフィスというのは、運営上難しくなってきます。男性との打ち合わせは外部のカフェなどで行わなければならないとなればとても不便になってしまいます。よって男性のクライアントやビジネスパートナーをオフィスに招き入れることができるようなルールで運営をしておりました。

つまり実質はオフィスの中に男性もいるという状態だったのです。男性もオフィスにいるのであれば、メンバーを女性限定にすることの意味は薄れてしまうので当社は男女共用型に変更したというわけです。

ただこれは当社の事例ですので、もしかしたら完全女性専用シェアオフィスをうまく運営されているところがあるかもしれません。

オフィスを必要とする女性起業家の絶対数が少ない

起業する人の男女比はおおよそ2対1となっております。

http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H24/H24/html/k222200.html

ただし、男女共用のシェアオフィスになった現在の入会状況からすると、起業時にオフィスを必要とする女性起業家の数はこれよりももっと少ないです。プチ起業など比較的小規模でスタートされ、特に住所やオフィスは不要という方も多くいらっしゃると思われます。ということは運営者は対象者がかなり少ない中で事業展開をしないといけないわけです。選ぶ側からすれば、別に男性と混じっても構わない場合は男女共用のシェアオフィスでもいいわけですから、女性専用シェアオフィスでないといけないという利用者を見つけるということは結構大変です。

これはシェアオフィス経営の安定性に大きくかかわってきますので注意が必要です。つまり収益が上げづらいということになり、最悪廃業するということにもなりかねません。そうなるとオフィスの住所変更などの無駄な作業が発生しますので、この点はよく考えないといけません。

当社は女性専用シェアオフィスを運営した経験に基づいて以下のような点に注意をして運営をしております。

女性会員に快適に利用していただくための取り組み

女性専用エリアを設置
やはり男性と並んで仕事をするのはちょっと。。。という方のために女性のみが立ち入ることができる専用エリアを設けています。

会議室はガラス張り
男性との1対1の面談でも安心して使えるように会議室はガラス張りにしてあります。

会議室が使える時間はスタッフが常駐
何かトラブルがあった時でも安心できるようにスタッフが常駐しております。

トイレは男女別に設置
トイレを男女別に設置し、安心して利用できるようにしております。

パウダールームを設置
トイレとは別にちょっとしたお化粧直しなどにご利用いただけるパウダールームを用意しております。またパウダールームは大きな鏡が設置してありますので、女性が起業する際に業種として多い、ファッション・美容などに使用することも可能です。


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