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バーチャルオフィスでメガバンクの銀行法人口座開設。様々な角度から実績・実態を証明された株式会社Bespoke Professionals様インタビュー

[投稿日]2020/07/13 / [最終更新日]2022/05/09

バーチャルオフィスでメガバンクの銀行法人口座開設。様々な角度から実績・実態を証明された株式会社Bespoke Professionals様インタビュー

株式会社Bespoke Professionals様のインタビュー

「自分の事業を知ってもらうということを念頭に追加資料を持参すると、かなり銀行の心証が良くなることを学ばせてもらいました。」

バーチャルオフィスを活用した法人口座の開設について語っていただけたのは、株式会社Bespoke Professionalsの代表、大内宏貴様です。

このインタビュー記事では、ナレッジソサエティのバーチャルオフィスを活用されている方の法人口座開設実績をお伝えします。

バーチャルオフィスでは銀行法人口座開設が難しい・・・

このような噂が立っておりますが、バーチャルオフィスだから法人口座開設ができないということはありません。

正しくは、一部のバーチャルオフィスでは口座開設が難しいのです。

実際にナレッジソサエティのバーチャルオフィスでは実際に多数の法人が口座開設をしており、皆様のビジネスに支障をきたしておりません。
(そもそも当社のバーチャルオフィスが口座を開設出来ない場合、利用者はビジネスができないので、利用法人がおらず当社が運営できません。)

ただし、登記する住所が犯罪に利用されたバーチャルオフィスの場合は、口座開設のハードルは上がります。そのため、審査体制がしっかりとしたバーチャルオフィスを選ぶ必要があります。

当社の審査体制

「当事者の声が何よりも真実である」のポリシーのもと、バーチャルオフィス利用者に語っていただいた“法人口座開設に関するとっておきの情報”をご提供していきます。

オフィス運営者や各種専門家の意見はもちろん参考になりますが、ご覧いただいているこれから起業される方に最も近い存在の方は特に説得力があると思います。
実際に口座開設をされた先輩経営者にお話を伺いました。

 

今回のインタビューに答えてくださった方

株式会社Bespoke Professionals様のインタビュー株式会社Bespoke Professionalsの企業ロゴ

社名:株式会社Bespoke Professionals

名前:大内宏貴

設立年月日:令和2年5月1日

資本金:500万円

事業内容:財務、会計領域全般のコンサルティング、IPO(株式公開)準備を含む経営管理体制構築支援業務、内部統制構築支援業務など

略歴:有限責任あずさ監査法人、PwCコンサルティング合同会社等、
プロフェッショナルファームでの合計17年のキャリアを経て2019年7月に独立

特徴:米国MBA、日米の公認会計士資格や税理士資格を持ち、さらにコンサルティングファームの経験を活かし、会計税務だけではなくグローバル対応や経営コンサルティングまで多角的に対応可能であることが強み

>>大内宏貴様の「株式会社Bespoke Professionals」のサイトはこちら

今回、新設法人の口座開設の状況を教えてくださったのは、財務・会計領域全般のコンサルティングをはじめ、多角的に企業支援をされている株式会社Bespoke Professionalsの代表、大内宏貴様です。

今回私は、大内様に、“バーチャルオフィスでも法人口座の開設ができたこと”についてお話を聞くことができました。

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1.バーチャルオフィスの利用について

Q.起業されたきっかけを教えてください。

2019年7月に独立し、「大内會計事務所」を開業しました。

以前から独立願望がありましたが、「自分で仕事を取ってやっていけるのか」という一抹の不安が常にありましたので、なかなかその一歩を踏み出すことがなかなかできませんでした。しかし、人間関係など行き詰まり、前職の退職を決意したときに、『そろそろ一歩を踏み出す時かな』という思いが背中を押してくれました。

Q.どのような事業をされていますか?

おかげさまで、運良く東証一部上場企業やグローバル企業のプロジェクトに参画させていただいています。始めは監査法人での会計監査経験を生かしてJ-SOX(内部統制監査)支援業務という形で、プロジェクトに関与し始めましたが、コンサルファームでの経験を活かし、クライアントの課題解決のお手伝いを少しずつさせていただき、経理機能改善や監査法人の会計監査対応、海外対応サポート等の当初は想定していなかった様々な業務提供を行うまでになりました。

嬉しいことに他の企業からもお声がけいただく機会が増えましたが、特にB to Bビジネスでは「法人である必要があり、個人事業主はNG」ということを取引条件として持っている企業様も多いため、法人設立を考えるようになりました。

Q.バーチャルオフィスを利用されるきっかけを教えてください。

業務は顧客企業先に常駐する形で行うことが多いため立派な専用オフィスは必要ありませんし、ちょうど起業準備の時期から新型コロナウィルスの感染が拡大し始め、多くの企業がリモートワークに切り替えを始めた時期ということもあり、固定費を抱え込むことにリスクを感じていましたので、法人登記場所としてのバーチャルオフィスを契約することにしました。
ちなみに個人事業主を開業時には他エリアのバーチャルオフィスを数か月間レンタルしていました。

Q.多数のバーチャルオフィスがある中、ナレッジソサエティを選んでいただいた理由を教えてください。

法人には信用力が不可欠であること、またバーチャルオフィスといえども立地にはこだわりました。そんな中、信用力のある住所を求めてWebでいくつかのバーチャルオフィスを探していた際に、ナレッジソサエティを見つけ、これまでの法人口座開設実績や「千代田区」、「九段下」、「りそな銀行のビル」という立地条件が決め手となり、契約に至りました。

 

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2.法人口座の開設について

Q.銀行法人口座開設手続き時のメンバーシップを教えてください。

バーチャルオフィスメンバーです。

Q.口座はいくつお持ちですか?

2つ開設できました。

Q.どちらの銀行で開設できましたか?

三菱UFJ銀行とジャパンネット銀行です。

企業勤めの時からずっと三菱UFJ銀行の口座を利用していたこともあり、メガバンクの中では一番馴染みがあったので三菱UFJ銀行をメインバンクとして選びました。
ただし、メガバンクは振込手数料が高いこともあり、支払いの振込用として振込手数料の安いネット銀行の併用も考え、ネット銀行としてジャパンネット銀行を選びました。

Q.お断りされた銀行はありますか?

特にありません。申し込みを行った2行とも無事に開設できました。

Q.口座開設までの流れを教えてください。

5月1日に法務局で会社設立登記の手続きを終えてから1週間程度で登記簿謄本を取得出来たので、その後すぐにWebで両行に法人口座開設を申し込みました。

ジャパンネット銀行は全てWebで完結しました。

三菱UFJ銀行はWeb申込後、5月中旬に支店にて面談がありました。ちょうどコロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が延長された時期ということもあってか、融資の相談が激増していたようで、法人口座の開設についてはかなり渋られていた印象を受けました。

担当の方より「今お申し込みをされても、審査にも時間を要しますので、開設は2~3ヶ月後になりますよ」、「時間が掛かる上に審査も厳しくなっており、審査が通らない場合は口座開設をお断りさせていただくことになります」、「他行にも口座開設をお申し込みのようですので、そちらの銀行で口座開設の実績を示してもらった方が、審査は通りやすいですよ」と、言葉巧みに後回しにしたいことをほのめかされました。

ただ、口座開設には絶対の自信があったので、「それでも構いません」と食い下がり、手続きを進めてもらいました。

新型コロナウィルス感染症対策で、行員の方も出社する人数を絞っており、少人数で営業されていたこともあり、かなり特殊な状況でしたので他の方と状況は異なると思いますが、結果的に無事に開設できたので良かったです。

Q.対策されたこと、気をつけたことはありますか?

所定の資料をしっかりと作りこむことはもちろん、どういうビジネスをやろうとしていて、どういう顧客層をターゲットにしているのか、ということを可視化した資料を準備していました。また、個人事業主としての業務での資金の動きの説明するのが何よりも事業としてやっていけることの証明になると考え、自発的に個人の三菱UFJ銀行の通帳を持参し、提出できるようにコピーまで用意していきました。

Q.どのような書類を提出されましたか?

ジャパンネット銀行はWebで所定の書類を提出したのみで、「口座開設が認められました」とあっさりメールで連絡が来ました。

三菱UFJ銀行の支店には計3回訪問しました。1回目は面談がメインであり所定の求められた資料に加えて、上記の個人口座の通帳、また前年度の青色申告書も持参し、積極的に提出させてもらいました。所定の資料だけではなく、自分の事業を知ってもらうということを念頭に追加資料を持参すると、かなり銀行の心証が良くなることを学ばせてもらいました。

2回目の訪問は、事前に銀行から電話で連絡を頂き、持参して欲しいと要望のあった追加資料として現取引の契約書や個人事業主として発行予定の請求書など、取引の実態がわかる資料の提出を求められました。
訪問前日にジャパンネット銀行の審査通過メールが届いたので、見せても損はないと思い、そのメールをプリントアウトして持参しましたが、既に信頼関係を築けていたのか「ああ、そうですか」とあっさりとした返事で、「提出も不要です」と言われました。

そして3回目の訪問は押印作業等の開設手続きに伺ったという形です。

Q.面談ではどのようなお話しをされましたか?

事業内容、想定顧客(ターゲット)に加え、バーチャルオフィスの活用理由などを聞かれました。

バーチャルオフィスのことも必ず聞かれると思っていたので、事前に資料を用意していました。コンサルティング業という職業柄、執務スペースがクライアント先や自宅になること、また必要な場合はバーチャルオフィスの会議室を使用できることを説明し、物理的なオフィスが必要ないため、戦略的にバーチャルオフィスを契約していることを伝えました。感染症対策でテレワークが普及している状況でしたし、むしろ「バーチャルオフィスをうまく活用している」という印象を植え付けることができたので、担当者の方にスムーズに理解して頂けたように思います。

また、コロナウイルス感染拡大の状況下にあったので当面の仕事についてヒアリングされました。緊急事態宣言下であっても業務の延長が決まっていましたので、その契約が続いている旨を伝え、根拠となる契約書も提出しました。

Q.口座開設にてバーチャルオフィスがネックと感じたことはありましたか?

特にありません。口座開設にはオフィス形態よりも事業内容や取引実績が大切だと感じましたし、固定費のかからないビジネスモデルなので、「バーチャルオフィスがとても使い勝手が良い」と説明し、納得して頂いたほどです。

Q.これから法人口座を開設される方に向けてアドバイスをいただけますか?

脱サラで始める場合と個人事業主が法人成りする場合で行動が変わると思います。

脱サラで独立する場合は、過去の売上や利益などの実績を示すことができません。今後の見込みを数値で示すことが難しいので、「自分の強みが何で、それをどのようなサービスの形で提供しようとしているのか?」、「どういった層をターゲットにしようとしているのか?」など、聞き手となる行員の方が事業を具体的にイメージできる内容を準備したほうが良いと思います。結局、銀行内の審査書類を作成するのは皆さんの相手をしてくれている担当者の方です。担当者の方が文書化しやすい情報をどんどん提供してあげるのが失敗しない秘訣だと思います。

なお、余談ですが、今回お世話になった担当の方のお話では、新設法人の場合どのような事業を行うのかわからない方がたくさんいらっしゃるようです(審査で落とされるのも大多数が事業の継続性を説明できずNGとなるケースだそうです)。

個人的には、オフィスがバーチャルオフィスかどうか、ということよりも「どういうビジネスをするのか?」を銀行がイメージできないとなかなか口座開設には結びつかない印象を持ちました。法人成りする場合とは異なり、自分でやっていくことの実績を数字で見せることができないため、事業内容を具体的かつ丁寧にアピールすること、また過去のサラリーマン時代の経験や実績がどうこれからのビジネスに関わってくるか、などをちゃんと伝えることができると良いのではないでしょうか。

法人成りの場合、個人事業主時代の実績は格好のアピール材料です。確定申告書や決算書を用意すると良いと思います。他には通帳の中身から実際のキャッシュの流れを見せることも銀行側から信用される材料になると思います。また、ネット銀行は面談がなく判断材料が少ないので、Web申込の際に省かずに丁寧に自由記述欄が埋まるぐらい記入して本当に真っ当なビジネスを行うということを伝えることが大事だと思います。

あとはローンの有無で銀行のリスクも変わるので入出金専用の口座にするのか、ローンを視野に入れているのかを説明するのも良いと思います。

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3.さいごに

お忙しい創業時期にインタビューにお答えいただいた大内様の益々のご活躍を祈念しております!

これまでインタビューさせていただいた方の中でも提出された資料の数はトップクラスです。現取引の契約書を筆頭に事業の継続性を多角的に証明されたことで銀行の信頼を得られたことは非常に好印象だと思います。

一方、口座開設に行き詰っている方のお話を聞くと提出資料が少ない傾向があります。

所定の資料は用意するものの、その他は特に用意されていない傾向があります。所定の資料は最低限必要な資料であり、それさえ用意すれば大丈夫なものではありません。特に脱サラで始める方は数値で証明ができませんので法人成りの方とは異なりより慎重に準備を進めなければいけません。

大内様のように自分の事業を理解してもらう姿勢で資料を準備していただくと良いのではないでしょうか。バーチャルオフィスの活用理由が戦略的か否かで審査担当者の受け取り方は変わってくるでしょう。

法人口座開設におすすめの銀行

メガバンク

メガバンクでの法人口座は若干ハードルが高い傾向にありますが、「バーチャルオフィスの住所を使っていることが理由で法人口座の開設を断ることはない」と、少なくとも三大メガバンクのうちの一行の口座開設担当者から直接お聞きしておりますので、メガバンクでの口座開設をあきらめる必要はありません。

なお、当社のバーチャルオフィスをご利用されている方は今回大内様が開設された三菱UFJ銀行以外のメガバンクにて開設実績があります。

 

ネット銀行

ネット銀行はオンラインバンキングの機能が充実していますし、振込手数料も格安ですので、起業時の資金が潤沢にない時期にはとても便利です。ひとつは法人口座を開いておくべきだと思います。

ただしネット銀行の中にはバーチャルオフィスを利用しているというだけで審査落ちになるネット銀行がありますので注意が必要です。

逆にバーチャルオフィスを利用していることとは関係なく案件ベースで審査をするとしているネット銀行がありますので、そういうネット銀行を選んでください。
特にGMOあおぞらネット銀行はバーチャルオフィスを利用しているから即審査落ちということでないと直接お聞きしているのでおすすめです。

ネット銀行で口座開設をする際のポイントはホームページを持っていることです。そのホームページは具体的な業務内容が確認できることが重要です。
ホームページは銀行口座開設のためのみでなく、中小企業の営業活動には欠かせないものですので、法人口座の開設に合わせてしっかりしたものを作られることをおすすめします。

ホームページ制作のことであればKurumi株式会社をおすすめいたします。

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起業当初はオフィスの費用や販促費などの出費が多々ありますので、抑えられるところは押さえましょう。

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⇐ 第18回:事業の可能性を信じていただけるよう根拠を添えて熱く語り、シェアオフィスで3つの銀行法人口座開設をされた株式会社オンサイトビュー様インタビューを読む

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