セミナーの参加目的・動機を今一度再考してみよう!

2015年02月04日
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こんにちは!セミナープロデューサーのBrew(株)の原です。

前回は「セミナー開催側の、実施目的を明確にしよう!」というテーマでお話しました。セミナーを企画する際に、様々な意図・目的があって開催しているはずです。表向きの理由と実は…の裏側の理由がある場合もあるでしょう。いいんです。オモテとウラがあっても。一番マズイのが、目的を決めずに、またアレコレ欲張り過ぎて実施することがイケナイ!とお伝えしました。目的があいまいだと、ぶれる、途中で挫折しがち、成果検証できない、という理由からでした。
さて、今回は逆に、受講生側の心理を考えてみましょう。
ずばり、「セミナー参加者の、深層心理、気持ちを想像したことありますか?」です。

なんだ、馬鹿にするな!
俺だって参加者になるのだから、分かってるよ!
との声が聞こえてきそうです。。。(苦笑)

もちろん、私も自戒を込めて書いていますが、実施側になるとついつい「参加側の心理」を忘れてきてしまうのですね。あれこれ準備したから、大丈夫。企画を丁寧にしたから分かっているはず、となってしまいがちです。

「講師に興味があった」テーマに興味がある」「日程予定があった」

もちろんこういった理由が主流、多いのだと思いますが、もしかすると「参加者の心理をまだまだ考えきれていない」のかもしれません。

例えば「友達が行くからセミナーに参加する」や「会場がステキだから参加する」あるいは「会社以外でも頑張っている自分を認識したい」などの、参加理由・動機を聞いたことはありませんか?

 

そこで、私がオススメしたいのが「動機づけ理論」に基づく、参加者のインサイト(深層心理)分析。有名なマズローの5段階欲求説に基づいて「セミナーの参加動機」を分析することです。このマズローの理論、詳細はここでは完全には致しませんが、簡単にご説明しますと、人間の欲求は5つに分類でき、低次の欲求を満たされてこそ、より次の高次(上位)の欲求を満たしたくなる、という考え方です。セミナーに参加する目的・動機も、同じく5つの分類に分けられる、と捉えてみてください。
下のマズローの欲求5段解説の図を参照ください。

無題

 

 

 

 

 

 

 

「生理的欲求」…本能的な生存していくための欲求(一般には、寝食など)
セミナーの場合で考えてみると、就職するため(生きるため)に欠かせないスキルを学ぶ、あるいはセミナーを受講すると助成金など生きるためのお金が支給される、等が該当します。

「安全欲求」…危機を回避したい、安全に生活をしたい(衣住など)
会社という(安全な場)にいたいため、クビにされないためにセミナーに参加する、強制命令だから(職場にいるために)セミナーに参加する

「社会的欲求」…集団に所属したり、仲間が欲しくなる
会社という(仲間がいる)場にいたい、セミナーで学ぶ友達・仲間が欲しい、友達がセミナー参加するから参加する、皆で学習することでの安心感が欲しい、仲間の足を引っ張りたくない

「自尊欲求」…他者から認められたい、尊敬されたい
セミナーに参加する事でスキルアップして自分を認めて欲しい、会社に認められたい、スキルアップして部下に尊敬されたい、お客様に認められたい、正社員となって褒められたい

「自己実現欲求」…自分の能力を引き出し、創造的活動をしたい
独立して夢を叶えるためにセミナーに参加する、セミナーを通じて事業を盛り上げたい、今まで越えられなかった創作物を製作したい

 

このように考えてみると、セミナーへの参加目的・動機は様々であり、それを捉えたセミナーの設計をしたいものです。セミナーの設計だけではありません。セミナー会場や座席と言った環境、それこそ参加費用までも、関わってくるのです。

どうでしょう、一旦セミナーの企画を作ったら、「参加者の参加目的・動機」を再確認してみてはいかがでしょうか。必ずや集客や満足度に、プラスになることでしょう。
Brew株式会社 代表取締役
原 佳弘

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