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バーチャルオフィス会員インタビューVol.1 澁谷 美佳さん

[投稿日]2018/11/07 / [最終更新日]2024/02/23

バーチャルオフィス会員インタビューVol.1 澁谷 美佳さん

東京千代田区九段下にあるシェアオフィス、バーチャルオフィス運営会社、
株式会社ナレッジソサエティの水野です。

当社のシェアオフィス、バーチャルオフィスは日頃様々な業種の方にご利用していただいております。
今回は、渋谷社会保険労務士事務所の澁谷美佳さんに、社会保険労務士として開業するにあたりオフィスをどのように選んだか、また日々どのようにオフィスを活用しているかなどのお話を伺いました。

 

 

 

澁谷 美佳さんプロフィール

渋谷社会保険労務士事務所 代表

学生時代より女性の就業支援をテーマ掲げ、労働のプロフェッショナルである社会保険労務士試験に初学受験合格。

前職の監査法人時代には多くの女性スタッフのキャリアプラン、労務相談にあたるうち、女性の“ライフ・キャリアバランス”こそ自己の使命と認識する。現在は女子大にてキャリア支援を行っている。

新卒で入社した学習塾、監査法人の2社にて約7年間の人事業務に従事。
延べ1万人以上の採用業務を担当。

多くの労務問題を目の当たりにし、社内だけではなくより多くの企業と労働者の労務問題の解決を願い、平成25年4月独立開業。

開業後は、設立3年未満の企業や従業員30人未満企業で、社会保険手続きを中心に、
人事労務の総合支援を行っている。

バーチャルオフィス 社会保険労務士

 

 

Q.現在のお仕事内容を教えてください

社会保険労務士として、主に30人前後の規模の法人の給与計算手続きや社会保険関係の手続きを行っています。

 

Q.独立に至った経緯をお聞かせください

社会保険労務士の資格自体は22歳ごろに取得しましたが、当時は興味があったから取得したという程度で、開業までは考えていませんでした。資格取得後は監査法人でOLとして働いていましたが、あまりOLに向いていないなと感じていました。そんな折、社会保険労務士の資格を生かして独立しようと思い、29歳のときに開業したというのが経緯です。

 

Q.開業にあたって働く場所や環境をどのように選びましたか?

中小企業様が顧客なので、なるべく会社が多くある場所を拠点にしようと考え、東京を選びました。また東京に事務所があれば、埼玉や千葉、神奈川などからもお客様が来やすいので、どこのお客様にも使ってもらえる可能性があるという点も東京を開業場所として選んだ理由です。

さらに東京の中で区としてパワーがあるところ、中央区や千代田区、港区、新宿区、渋谷区あたりを候補にしていましたが、どこからでもアクセスが良い点、またステータスの良さを考慮して千代田区に決めました。

 

事務所に関しては、ある程度大きい駅が最寄りで、かつその駅から近く、見栄えの良いオフィスを希望していましたが、この条件で専用の事務所を借りるとなると金銭面で難しかったため、早い段階からシェアオフィスにしようと決めていました。

 

また、仕事柄お客様と1対1で打ち合わせをすることも多いのですが、シェアオフィスだと受付にスタッフの方がいて、周りにも仕事をしている方がいるので、女性としては安心できるという点は大きな良さだと思います。ホームページからお問い合わせをいただいて初めてお会いするような場合は、いきなりお客様のところへ出向くのではなく、まずはオフィスへ来ていただき、会ってみて大丈夫だとなればお客様先へ行くようにしています。先方のホームページなどがあって安心できる方であればいいのですが、素性がわからない場合はどうしても少し怖さがあるためです。この点に関しては、専用のオフィスより、むしろ複数の人が出入りするシェアオフィスやバーチャルオフィスの方が良いと感じています。

 

居心地が良いので結局5年経った現在も利用していますが、開業後間もないため固定費を多くかけられない方や、自宅を晒すことに抵抗がある方などはシェアオフィスやバーチャルオフィスを検討してもいいかもしれません。

バーチャルオフィス インタビュー

 

 

Q.複数のシェアオフィスを比較した中で、決め手はどのような点でしたか?

実際に足を運んだらマンガ喫茶のように暗かったり狭かったりと、「ここで働く自分を想像できない」というオフィスもあったので、なるべく明るくて綺麗なオフィスという点を重視して選びました。

▼ナレッジソサエティのワークスペース

コワーキングスペース 作業

 

▼ナレッジソサエティの会議室

バーチャルオフィス 会議室

 

また、私は渋谷や新宿や浜松町、中央区などへ申請に出向くことが多いのですが、九段下はどこへ出るにも便利です。

さらにアクセスという点で言うと、お客様を呼びやすいということも重要だと思います。
遠方で、なおかつ最寄り駅からも遠いと呼ぶのに気が引けますが、九段下の駅前なので「来てください」と言いやすいのは非常に大きいですね。

社会保険労務士 開業

営業時間も8~22時なので、例えば飲み会が終わった後にちょっと立ち寄って郵便物をピックアップしたりできるのは非常にありがたいです。24時間オープンのオフィスもありますが、よっぽどのことがなければ夜中に用は無いので、22時までの営業で十分事足りています。

 

Q.具体的にどのようにオフィスを利用していますか?

効率を考えて「(お客様の元へ行くなど)動く日」と「作業の日」を設定しています。

動く日は、例えば午前中はお客様の所を回って、午後に役所に行った後にオフィスへ立ち寄ります。私書箱に届いている郵便物をチェックし、アポが入っているときはそのままオフィスの打ち合わせスペースで打ち合わせをしています。

社労士は郵便物がよく届く職業なので、3日に1回は郵便物のチェックをしにオフィスに立ち寄りますが、その日にアポを設定してそのままオフィスで打ち合わせをするということが多いです。

 

Q.社労士とシェアオフィスやバーチャルオフィスの相性は良いと思いますか?

良いと思います。
今までは紙ベースの書類管理が多い職業だったのでシェアオフィスやバーチャルオフィスでは難しかったと思いますが、書類をデータ化して保存したり、給与計算などもクラウドで行えます。必要な申請も電子申請がメインになってきているので、PCひとつあればどこでも仕事を行えるようになってきました。現在でも紙の書類を保管することが多少ありますが、ロッカーを借りるなどすれば全く問題ありません。PCだけ持ってきてシェアオフィスやバーチャルオフィスで仕事をするというのは今の時代に合っていると思いますし、私自身特に不便を感じたことはありません。

 

「初めから従業員を雇って規模をどんどん大きくしていきたい」ということでしたら話は別ですが、社労士として独立開業するにあたってまずは個人でやっていこういうことであれば、初期段階でシェアオフィスやバーチャルオフィスを選択するのは大いにありだと思います。

社会保険労務士 インタビュー

また実際に利用していると、私が社労士であるということがなんとなく周りの会員さんが知ってくれるようになって、その中でお仕事に繋がったこともあります。
「社労士をやっているなら今度このお仕事をお願いしたい」という感じで、自然発生的に生まれたコミュニティの中から人と人がつながり、仕事を頼まれたり頼んだり。
こういう関係性を育めるのも1つの良さだと思います。

 

Q.今後の展望をお聞かせください

あまり野望はないのですが…
社労士は今後AIなどに取って代わられる職業だと思っているので、それに動じない力をつけて、売上をキープできるようになることが当面の目標です。

開業してすぐの頃、当時としてはとんでもない目標を掲げつつも自分で「そんなの無理かな~」と考えていましたが、今はだいたい当時の目標を叶えることができています。

同じ経営者仲間としてオフィスで気軽に話しかけてくれる方もいて、例えば経営コンサルタントの方は、話しているうちに無料コンサルが勝手に始まるわけですよ。こういった仲間とふれあって、目標値を自然と高く保っていける雰囲気にも後押しされました。

シェアオフィス 社会保険労務士

 

Q.開業してから現在に至るまで、「失敗した」や「あの時こうしておけばよかった」という点はありますか?今後開業しようと考えている方にとって大きな参考になると思います。

ホームページやサーバーなど、自分でできると思って最初にケチってしまったのは失敗だったと思っています。中途半端に自分でとってしまったサーバー代や、電話番号に関しても自分の携帯電話でSkypeを使って何とかやろうと思っていましたが、結局使い勝手が悪くて03番号を取得し直しました。

ホームページの作成も、「人に頼むと高いな…」と思ってグダグダしていましたが、
もっと早く行動していれば集客も早く行えていたのかなと今は振り返っています。

その1万円前後を出し惜しみした結果、時間と労力が無駄になってしまったという感じですね。

バーチャルオフィス 使い方

また、私自身の経験ではないのですが、私と逆パターンで「やたらと費用をかけたがってしまう」方もたくさん見てきました。最初から身の丈に合わない融資を考え、固定費も大きくかけたりと…。
廃業してしまったお客様などを振り返ると、こういう方は多かったと思います。

 

Q.最後に、これから独立を考えている方へ、先輩としてメッセージをお願いします

私はOLとしてずっと手取り15万円で働いていましたので、「こんな奴が独立なんてできない」と当時思われていたかもしれません。でも実際にやってみたら2.3年でなんとかなりましたし、今すごく楽しんで働けています。

「なんとかなった」というより、なんとかするんですよね。食べていかなければいけないので、必死でなんとかしていく。もちろんその最中はとても大変ではあるのですが、実際にやってみたら、「こうしてできるんだったら、もう2.3年早くやっていれば良かった」とさえ思います。独立を考えている方は、ぜひトライしてみてほしいと思います。

 

 

————————

OLから社会保険労務士として開業し、現在幅広く活躍している澁谷さんのインタビューでした。
社労士として独立を考えている方はぜひシェアオフィス、バーチャルオフィスを検討していただければと思います。

 

ナレッジソサエティは引き続き澁谷美佳さんの活躍を応援していきます。

コワーキングスペース 社会保険労務士

 

 

東京都千代田区のシェアオフィス・バーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」

 

この記事の執筆者

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

2010年設立の東京都千代田区九段南にある起業家向けバーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」です。2010年からバーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの専業業者として運営を行っております。バーチャルオフィスのこと、起業家に役立つ情報を配信しています。「こういう情報が知りたい」といったリクエストがあれば編集部までご連絡ください。

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この記事の監修者

久田敦史

久田敦史

株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役

バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。

2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。

【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)

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