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起業したばかりの人が陥るパターンとその対処法

[投稿日]2016/06/20 / [最終更新日]2021/12/07

起業したばかりの人が陥るパターンとその対処法

起業しても失敗してしまうパターンについて

社会人としてどこかの会社に就職をした人であれば、一度は「起業してみたい」と思ったことはないでしょうか?

組織に属していれば一度は理不尽な思いや辛い立場に立たされる瞬間が訪れるもの。

そんな時に「もしもフリーランスだったら…」「もしも自分自身の会社だったら…」と気持ちが揺らいでしまう時があるかと思います。

しかし気の迷いで会社を辞めて起業をしてもなかなかそれが軌道に乗らない、継続しないというパターンが多いのも事実。

今回はそんな起業したばかりの方々に陥りやすいパターンとそれを回避する方法についてご紹介します。

起業を考える人が陥りやすいパターン

よくありがちなネガティブループの一つとして起業を考える人がまず最初に取る行動、それはビジネス書を読み漁ることです。

読み進めることによって自分自身がどうなっていきたいのか、どんなビジネスを展開していきたいのか、具体的なビジョンを描くようになります。

漠然としたビジネス案が浮かぶとそれを実際にやってみようという考えにシフトしていきます。

行動に移す、というところまでは非常にスムーズなのですが、問題は行動に移してからです。

最終的に何らかのビジネスをして挫折をされた方は以下に記すどちらかに分類されます。

・利益を出るまで継続してみたが仕事が全く楽しくない
・仕事は楽しいが利益が全くでない

漠然とした考えで起業したいと思っている人ほど、どちらかのパターンに陥る傾向があります。

また自己啓発本などの場合には、具体的なノウハウがなく最終的には精神論に入り込んでしまったり、あるいは「成功の条件」などと書かれたものに自分に当てはまらないものを見つけてしまい、上記の例とは逆に最初の一歩が踏み出せなくなってしまう場合などもあります。

偉人の自伝記なども興味深いものですが、偉人とのあまりの違いに自信を喪失してしまいやはり起業の第一歩を踏み出せなくなってしまうようなケースすらも見受けられます。

起業前挫折パターンの場合

起業前挫折パターンは、あまり聞かないかもしれませんが注意深く見てみると、実際にはたくさんいることがわかります。

例えば自分自身の新卒時代の同僚などで「俺は将来は起業をしてイノベーションを起こす!」と志を高く右手振り上げていた人はいませんでしたでしょうか?

そのような人達の多くは、実際には起業をせずにそのままのキャリアを歩んでいることが多いのが現実で、それぞれの人生の価値観や考え方があるためそれらの決断の良し悪しは存在しませんが、心の中に秘めていた「起業」への想いは、人生が進んでいく中のどこかしらのタイミングにおいて優先順位が低くなってしまった状況と言えます。

これらは「回避」するものではなく、そういう自分自身の人生の決断を行った結果であって、その結論を選ぶ人にとっては、もとより回避すべき話でもなかったということになるため、ここでは言及をとどめたいと思います。

起業後の挫折パターンを回避する方法

では起業後の雑パターンに話を戻しましょう。

このパターンを回避するためにはどのような対策を取ればいいのでしょうか。

一つ言えることは、自分自身がビジネスに対して何を一番求めていのかを考え、理解しておく必要があるということです。

仕事内容を充実させること、利益を上げること、色んな目的があると思いますが、起業を考えている方は現状に何かしらの不満を抱えているものです。

そして起業することでそのすべての不満を満たそうとしますし、またその一歩を踏み出せたことは素晴らしいことではありますが、起業は好きな仕事環境を作ったり仕事にやりがいを感じることよりもますベースに「一定の収益を上げ続ける」という条件が求められます。

つまり、仕事に充実感を得ながら収益も上げるというのは起業後すぐの段階では不可能に近いとまでは言いませんが、極めて難しいと考えておいた方が妥当と言えます。

挫折パターンを避けるためには優先順位を決定してすべてを叶えようとしないこと。

これが成功するための第一歩となります。

自分自身と正直に向き合うこと

優先順位を決めて、一つ一つを段階的に叶えていくことをしていたとしても、起業当初に自分が思い描いていたようにもうまくいかないことが多いのも事実です。

そのような状況に陥った時に、それを恥ずかしいと思ってしまっては成功から遠ざかってしまいます。

問題点を洗い出し、解決策を模索する。先輩や知人に素直にアドバイスを求めてみる。

出来ていない自分を正直に見つけて、出来る自分になるために素早く行動をとる。

ここまで出来て、やっと成功への道の一歩を踏み出せた状態です。

ある程度の顧客基盤がある状態での起業のような、羨ましい限りのケースでもない限りは、起業当初は思い通りに行かないことだらけの連続である場合が大半です。

一方で、簡単にはいかないという前提を見ずに、「自分であれば大丈夫」と思って独立をしている人が非常に多いのも現実だったりします。

多くの人が通る道だと割り切って、焦らず、着実に歩みを進めていくことが起業したばかりの人にとっては最も重要で求められる行為の一つであることは間違いありません。

もちろん、細かいことは気にせずにまずは突撃できるような、ある意味では無鉄砲さがなければもしかしたら起業というフィールドにおいて、成功を収めることは難しいと考えることもできるかもしれませんが、どのような状況であれ、「昨日よりも今日。今日よりも明日」と、着実に歩みを一歩一歩前に進めていける精神力の強さがいずれかのタイミングでは必ず必要になるでしょう。



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この記事の執筆者

久田敦史

久田敦史

株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役

バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。

2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。

【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)

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