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経営資源の5視点

[投稿日]2021年03月16日 / [最終更新日]2021/07/29

経営資源の5視点

マーケティングのフレームワーク(手法)について学ぶ中で出てくるのが「経営資源の5視点」です。自社、他社、そして業界を客観的に分析する時に役立つ手法で、的確に現状を把握し、より適切に自社の資源を分配して利益を高める助けとなります。

マーケティングにおける経営資源の5視点とは

経営資源とは、経済学者のエディス・ペンローズによって提唱された経営用語です。

企業を経営していく上で役立つ要素や能力のことで、一般的にヒト、モノ、カネの3つが主要な経営資源だと考えられています。そして、経営資源は必ず「ヒト、モノ、カネ」の順番で語られます。

ここに「情報」を加え4大経営資源と呼ぶこともありますが、近年ではさらに「時間」を追加し「経営資源の5視点」と呼ぶフレームワークが一般的になってきました。

「ヒト、モノ、カネ」はマーケティングの目標とイノベーションの目標を実現するために欠かせず、これらをどう調達し、どう用いて、どう開発していくかが重要であると、「マネジメント」の著者として知られるピーター・F・ドラッカーが語っています。

経営資源の5視点では、「ヒト、モノ、カネ、情報、時間」から資源の分配情報を調べ、現状を把握した上で、より適切に資源を分配する方法を見つけます。このフレームワークは自社や業界の資源配分状況を見直したい時に有効です。

マーケティングでは欠かせない「経営資源の5視点」の5つの要素

「経営資源の5視点」で扱う5つの要素について、詳しく見ていきましょう。

ヒト

経営資源の5視点で最も重要な資源がヒトです。簡単に調達や廃棄、入れ替えができない資源で、近年の日本においては調達することすら難しくなっています。

しかしヒトがいなければ経営が成り立たず、どのようなヒトをどこに配置するかがマーケティングを行う上で非常に重要です。

ヒトが企画を出し、営業し、商品を作り、顧客や他社とのつながりを作ります。そして若い世代にそれらの手法を伝えるのもヒトです。経営、教育、モノづくりのノウハウは全てヒトの中にあります。企業を支える最も大切な資源はヒトであることを、経営者は肝に銘じておかなくてはなりません。

また、経営者がヒトをよく見て、それぞれの得手不得手を理解することで、より最適な分配を行い、企業利益を上げることができます。

モノ

ここで言うモノは、一般的には商品と商品の原料や部品、設備といった物理的な資源です。しかし、士業やコンサルタントなど一部の職業においては知識が商品となります。

商品を作るために必要なものを明確にしなければ、必要なものが足りず、不要なものがあるという状態になります。何が必要で何が不要かを見極めることが大切です。

京セラの稲盛和夫氏は「100の注文に対し予備を含め120作ると、20は価値のない在庫となる。保有するだけで資産となり課税対象となるため、予備の20は不要だ」という考え方だったと語られています。

必要なものだけ持つ、不要なものは手放すことで、不要な支出を減らし利益を上げることができます。

カネ

モノを買う、ヒトを雇う、全てにカネが必要となります。しかし、カネの順位はヒト・モノより下です。カネを大事にするのではなく、まずヒトを大事にし、次にモノを大事にしなくてはいけません。

情報

現代においては、正しい最新の情報をいかにたくさん得られているかが、ビジネスの成功を大きく左右し、売り上げに関わります。

ただし、現代は情報にあふれています。たくさんの情報の中から、自社にとって価値がある情報をピックアップできるかどうか、その情報からどのような意味をくみ取るかという能力も必要とされます。

時間

「経営資源の5視点」ですべての人、企業に平等に与えられるのが時間です。この限られた時間の中でいかに効率よく、たくさんの仕事をこなせるかが重要となります。

同じような資金力がある会社を比較した場合、片方が短時間で作業を行うノウハウを持っているとしたら、それだけで差別化が図れ、売り上げや人的コストが変わってくるでしょう。
「経営資源の5視点」をマーケティングでどう使っていくか
「経営資源の5視点」は、ただフレームワークを行い、5つの要素を埋めるだけでは意味がありません。

経営資源の正しい分配が大切

「経営資源の5視点」が目指すのは、資源を正しく分配することです。「経営資源の5視点」の中で、ウィークポイントとなる資源を見つけ、どう再分配すればバランスが良くなるのかを考えなくてはいけません。

たとえば自社を「経営資源の5視点」のフレームワークで分析したところ、カネと情報が強いことがわかったけれど、その他の要素が他者と比較し弱いことが明らかになったとします。

弱い資源であるヒト、モノ、時間を強くするため、そこにカネと情報を使う施策を打つのが一般的です。しかしこれが必ずしも正解というわけではなく、もともと強いカネと情報をさらに強くして全体を牽引するという施策を打つ方法もあります。

他と差別化を図るポイントを明確にするのにも役立つ「経営資源の5視点」ですが、忘れてはならないのは、常に「ヒト、モノ、カネ、情報、時間」の順序だということ。

まずはヒトを強くすることにパワーを傾けることが、企業を根底から強くし、その他の要素にも少しずつ影響が出ていくことは確かです。

この記事の執筆者

久田敦史

久田敦史

株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役

バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。

2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。

【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)

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