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起業に失敗するパターンとは?失敗しない対策まで解説

[投稿日]2021年03月10日 / [最終更新日]2021/07/26

起業に失敗するパターンとは?失敗しない対策まで解説

起業をする際に「失敗したくない」と考えるのは当然のことです。失敗を避けるためにも、他の人がどういった理由で失敗しているのか、またどうやって失敗しないための準備や対策しているかについて知ることが重要です。

この記事では、起業においてよくある失敗原因、失敗する人の特徴、起業で失敗しないための対策方法まで解説していきます。

【見出し1】起業して失敗する確率は40%?

終身雇用制の崩壊やブラック企業の横行という社会背景から、起業する人の数は年々増加傾向にあります。IT技術の進展により転売や情報発信など個人が簡単にビジネスを始められる環境が整ってきたことも起業の増加に拍車をかけています。

しかし、このような状況がある一方で、中小企業庁の資料によると、廃業率について以下の報告があります。起業後1年経過した後の廃業率は、個人事業主で37.7%、法人で20.4%。3年経過した後の廃業率は、個人事業主で52.4%、法人で37.2%。5年経過した後の廃業率は個人事業主で74.4%、法人で47.3%となっています。起業したものの5年後には半数以上が廃業しているという結果です。

つまり、起業した人が皆成功しているわけではないのです。むしろ事業を断念してしまっている人が多数を占めます。そうだとすれば、起業の失敗例を学び、どうすれば失敗を回避できるのか知るのが成功への近道です。

起業の失敗でよくある原因

では、実際にどんな理由で事業の継続が難しくなっているのかをみていきましょう。

顧客を獲得できない

商売を始めたものの、思うように顧客を獲得できないのは典型的な失敗例です。日本政策金融公庫の調査によると開業後に最も苦労していることは、顧客・販路の確保となっています。いかにして顧客を獲得していくかは全ての経営者に共通する課題です。

もっとも、顧客の獲得は経営者の意識の問題でもあります。理由は、経営者の中には商品をいかに素晴らしいものにするかという点に思考がいってしまい、顧客や見込み客のことを見ていない人が意外に多いからです。

例えば「うちの商品は良い商品なのだから消費者に知ってもらいさえすれば売れる」というのはよく聞く意見です。これは商品ばかりに目がいって、顧客を見ていない証拠といえます。これを避けるためにもまずは徹底したマーケティングを通じて顧客の獲得を何より優先すべきでしょう。

運転資金が不足する

起業してもすぐに売上が上がるとは限りません。このため、起業後運転資金が不足するというのは起業の失敗として多いパターンといえます。
事業を始めるとなると経営者もついつい力が入ってしまい、店舗の内装を必要以上に高級なものにしたりなどありがちなところです。経費支出の最小化は起業開始当初は特に重要となります。 

また、このようなリスクを見越して、予め一定の資金を確保した状態で起業するのが安全でしょう。具体的には半年から1年分くらいの運転資金を持っておくのが理想です。

メンバー間でのトラブル

見落としがちなのが人間関係です。共同経営者として事業を始めてみたものの、小さなきっかけから方向性の違いが明らかになり関係性がこじれてしまうのは珍しくありません。

特に、事業をスタートさせた直後は勢いで物事を決めてしまいがちです。少し話をしただけでその人の人間性を分かったつもりになってしまい、起業のメンバーに入れるのはトラブルのもとといえます。できれば創業時のメンバーは過去に仕事を一緒にした人であったり、その人間性を十分に理解している人に限定すべきでしょう。

うまい話に騙されてしまう

起業して日が浅いうちは経営者としての経験も少なく、海千山千の取引先と渡り合っていくのはかなり厳しいです。例えば、特別に契約条件を良くしたという相手方の営業トークにころりとだまされて、実際は通常よりも悪い条件で契約しているというのは典型的なパターンといえます。

提示された契約内容が妥当なものかどうか、真贋を見極めるのは経営者の腕の見せ所です。知識と経験の積み重ねによって力量を高めるしかありません。

起業して失敗する人の特徴

起業で失敗する主な原因についてみてきました。次に、起業で失敗する人の特徴についてみていきます。

未経験の業界で勝負

起業して数年は会社に信用がなく、なかなか仕事を受注できないのが現実です。この点、これまで自分が経験した仕事と近ければ初期段階での顧客や売上も見えやすいものです。しかし、これが全く未経験の業界で勝負するとなると、ゼロから顧客獲得を行わなければならず失敗のリスクも自ずと高くなってしまいます。

地道な作業で手を抜く

起業家というと、華やかな世界に見えます。しかし、会社経営は地味な仕事の連続です。地道な作業を継続する癖のない人が起業で成功するのは難しいでしょう。着実な努力こそが王道です。

例えば、ある若手起業家によると起業後の3年間ほとんど休みをとらず、ひたすらビジネスに打ち込んでいたと言います。起業当初は、事業が軌道に乗るまで休みがないことを覚悟するくらいの気負いが大事です。 このような作業を日々着実にこなせないと、決して起業は成功しません。地道な作業で手を抜かないというのは肝に銘じるべき言葉です。

自責の精神がない

経営者は会社経営に関わる全ての責任を負わなければなりません。起業とは自己責任が原則となる世界で生きることを意味します。

ところが失敗の原因を自分以外に求める経営者が稀にいるのです。具体的には「下請けに出した業者の不手際があった」「従業員の能力が低かった」など、責任転嫁でしかありません。自責の精神を持ち、全ての責任を負う覚悟が必要です。

一発逆転思考がある

ビジネスを始めて人生一発逆転を狙う。たしかにビジネスは大当たりすることもあり、大きく儲けられる可能性を秘めています。しかし、大きな成功は大きな失敗と紙一重です。

一発逆転思考の人は失敗のリスクを過小評価してしまいがちです。このため、最初からとにかく大儲けしようとして必要以上に資金を浪費してしまうのです。うまくいけば良いのですが、一度失敗すると致命傷になってしまいます。

もちろんビジネスを展開する中で勝負をかけるべきタイミングはあります。しかし、常に一発逆転を狙う思考だと、必ずどこかで大きな失敗をしてしまいます。

[小見出し5]向上心がない

向上心に欠け、自ら学ぼうとする姿勢がない人は、起業しても成功するのは難しいでしょう。向上心がないと率先して学ぶことができず、後手に回ってしまいます。

現在は社会動向や経済情勢がものすごいスピードで変化していく世の中です。このような中で起業を成功させるためには、今どのようなサービスを提供するのが最適か、価格設定はどうするか、世の中の動向やトレンドを踏まえつつ判断しなければなりません。

ビジネスでは最新の情報を素早く入手できるかどうかが成功と失敗を分けるのです。向上心に欠け、学ぶことを怠れば起業で成功するのは至難となるでしょう。

起業で失敗しないための3つの対策

最後に、これまで解説した失敗の原因をどうやって対策すべきかについてご紹介します。

楽観的な計画を立てない

起業した当初は通常多くの売上を期待できません。このため、当面の運転資金としてどの程度の金額が必要になるか客観的に見積もる必要があります。開業に際して事務所を借りるとすればテナント料や事務機器などの経費がかかりますし、自宅を事務所とする場合でもパソコンや事務用品など最低限必要になるものはあるはずです。

運転資金について楽観的に考えていると破綻して資金ショートを起こします。必要資金を客観的に見積もって妥当な資金計画を立てましょう。

仕事を辞めずに週末起業も検討

いきなり仕事を辞めて会社を設立するのは正直ハードルが高いと感じる人も少なくないでしょう。その場合は週末起業を検討するのがよいかもしれません。

週末起業は、将来的に本格的な起業をするための予行演習に最適です。業種によっては週末起業からそのまま本格的な起業に切り替えることもできます。いきなり独立するのは不安があるため、人脈とノウハウを蓄積して経営基盤を築いておくというのはリスクヘッジに有効です。

失敗するという前提で小さく始める

起業は失敗のリスクと紙一重ではありますが、これを逆手にとったのが失敗する前提で小さく事業を始めるという手法です。

初期の段階ではとにかくお金を使わないことを徹底しなければなりません。そうだとすれば、経費節減を徹底して事業を小さく始められるように工夫するべきです。

起業はリスクが高く、どれだけ入念に準備しても想定外の事態が発生します。自分が考える成功の見込みはあてにできないのです。

売上も当初は毎月5万円程度でも良いでしょう。重要なのは売上5万円でも黒字になっているかどうかです。黒字を達成できれば事業がうまくいっている証拠となります。あとは規模を拡大していけば良いのです。

優先すべきは黒字を出すための仕組みづくりです。小さく始めてリスクを極小化しつつ利益を生み出す仕組みを確立する。これが事業を確実に軌道にのせ、起業を成功させるポイントといえます。

【まとめ】起業は茨道。失敗するパターンを学んで、リスクと上手に付き合おう

本記事で紹介した起業失敗の原因や失敗する人の特徴はどれも指摘されれば基本的で当たり前のように思うかもしれません。

しかし、基本的だからこそ、頭ではわかっていてもなかなか実践できていない人も少なくないといえます。これから起業しようと思っているのに、嫌なことを指摘すると感じられた方もいるかもしれません。起業には夢がありますが、同時にリスクも伴います。起業に失敗すると場合によっては人生を棒に振ることにもなりかねません。

本記事で紹介した内容を把握しておけば失敗のリスクを下げることができます。起業前はもちろん、事業が成功した後も初心を忘れずにいきましょう。

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