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実業家とは?起業家との違いと事業を始める方法・成功するコツを紹介

[投稿日]2019/06/28 / [最終更新日]2021/11/30

実業家とは?起業家との違いと事業を始める方法・成功するコツを紹介

「社会の役に立つ、素晴らしい商品やサービスを提供したい」
「自分が事業の中心となって活躍したい」
「やりがいのある仕事をしたい」

このような考えを持っている方の中には、実業家になりたいと思っている方も少なくありません。

実業家として事業に取り組むことは、サラリーマンとは違った貴重な体験・経験へと繋げることができます。成功すればお金だけではなく、大きな達成感・充実感を得ることができることも実業家ならではのメリットです。

今回は、実業家とはどのような人を指すのか、そして事業の始め方から成功者を目指すために必要なコツまでを解説します。

1.「実業家」と「起業家」の違いについて

これから実業家を目指す人は、実業家とは、どのような事業を行う人のことを指すのかをご存じでしょうか。実業家とよく似た、起業家との違いについても解説しますので、実業家について正しく理解し、事業の成功を目指しましょう。

〇実業家とは
実業とは、様々な解釈がありますが、一般的には「社会にとって有益な価値を提供している事業」のことです。

具体的な分野としては、「農業」「水産業」「工業」「商業」など、生産や経済に関連する事業のことを指します。

堅実でまっとうな事業を経営して、その対価として収益を得ている人を実業家と呼びます。実業家は起業家に対して狭義の意味で使われ、起業家の形態の一種ということとなります。

〇起業家とは
起業家とは、文字通り「事業を起こす人」のことを言います。

実業のように分野を問わないのが特徴です。また、近年流行りのインターネット起業など、実業を伴わない形態も含まれます。

必ずしも会社という形をとるとは限らず、スモールビジネスを営む個人事業主として活動する人も起業家と呼びます。

2.実業家として事業を始めるために必要な3つのポイント

夢や目標を持つことは大事なことですが、何の準備も無しに勢いだけで行動したり、成功したいと願ったりするだけでは、実際に事業を起こして運営していくことはできません。
従って、実業家として事業を始めるには、入念な準備が必要です。ここでは、事業を始めるにあたって必要となるポイントについて解説します。

2-1.事業内容・事業規模の決定

実業家がまず行うことは、「何に取り組むか」を決めること、つまり事業内容を決めることです。

内容は何でも構いませんが、思い付きのアイディアや漠然としたアイディアではなく、
事業として成立する明確な根拠があることが重要となります。

  • 「世の中に役立つこと」
  • 「ニーズが見込めること」
  • 「収益が見込めること」

上記のような条件を満たしているかどうかを確認し、事業内容及び事業規模を決めます。

今後人生をかけて取り組んでいくこととなるため、何度もリサーチを重ね、慎重に精査したうえで決めましょう。

2-2.実現性の高いビジネスプランの作成

事業内容が決まったら、その事業を実現させるためのビジネスプランを作成します。

ビジネスプランは、ビジネスアイディアの整理から始まり、細部に渡るまで明確に作り込むことがポイントです。5W2Hの概念を用いると、具体的かつ詳細なプランを作るのに役立ちます。

■5W2Hとは?

  • When いつ
  • Where どこで
  • Who だれが
  • Why なぜ
  • What 何を
  • How どのように
  • HowMuch いくらで

モデルケースを参考にしたり、専門家の意見を取り入れたりして、少しでもビジネスプランの精度を高めることも重要です。完成度の高いビジネスプランは、無駄の少ないスムーズな行動へと繋がり、事業成功の確度やスピードを高めることができます。

また、ビジネスプランの精度を高めることで、融資を受けやすくなったり、周囲の人たちから賛同を得やすかったりと、事業を始めるにあたって有利に働きます。

何度も精査・検討を重ねて、ベストなビジネスプランを作成しましょう。

2-3.事業規模に合った資金の準備

事業を運転していくには、「備品の購入費」「地代家賃」「人件費」「広告宣伝費」「仕入費」など、様々な経費が必要です。特に立ち上げ時期は、初期費用が必要となるため、まとまった資金を用意しなければなりません

事業開始及び、運転に必要な資金のことを、事業資金と言います。事業資金を用意できないと、事業を始めることも進めていくこともできないため、実業家は、事業規模と事業計画に見合った、適切な事業資金を準備する必要があります

自己資金で足りない場合は、融資を受けて準備しましょう。事業を始めてから安定化させるまでの期間は、売上で経費を賄うことが難しい点も考慮して、運転資金は余裕をもって準備しておくことが重要です。

資金が枯渇してしまうと、その時点で事業は頓挫してしまいます。事業資金調達の目途が立たなかったり、明らかに資金が不足したりしている場合は、事業のスタートを見送る決断も必要です。

3.実業家として事業を成功させる3つのコツ

実業家として新たな事業を起こして成功まで辿り着くことは、並大抵のことではありません。

様々な苦難を乗り越えて、人々に信用される会社を作り上げる必要があります。

ここでは、大成功をおさめた実業家が大切にしていた習慣を参考に、実業家として事業の成功率を上げるコツをご紹介します。

3-1.人脈を広げて人付き合いを大切にする

多くの成功した実業家が大切にしている習慣が、人を大切にすることです。実業家として成功するためには、人脈が欠かせません。

事業を一緒に盛り上げてくれる社員、事業戦略のコンサルタント、顧客を紹介してくれる人など、実業家は様々な人と交流を持つことで、活動の幅をさらに拡大できます。

ここで大事なことは、事業に必要であるという目的で人脈を広げても上手くいかないことです。あからさまな下心が見えてしまうと、信頼関係を築くこともできません。

お互いWin-Winとなれる関係を意識して、徐々に信頼関係を構築してゆくのがビジネスにおける人脈作りの基本です。

コミュニケーション能力や人格面を磨くことで、人脈が拡がり、信頼関係を構築することに繋がるでしょう。

3-2.流行に敏感になり常に情報収集する

人々に支持される商品・サービスを生み出すには、日頃から様々な情報を集めて、ニーズを見出していかなければなりません。いくら大きな目標を掲げたとしても、部屋に閉じこもっているだけでは斬新なアイディアを思いつくことはありません。

テレビ・新聞・インターネットなどのメディアをチェックすることも重要ですが、公益性が求められる実業家にとってもっと重要なことは、「生の情報を集めること」です。

「困っていることを解決したい」「もっと便利にできないか」「これが不足している」など、世の中をより良くしたいという視点から情報を集めると、新たなニーズを発見できるでしょう。

メディアに取り上げられる情報が全てではありません。時にはフィールドワークを重ねて五感で情報を集めることも重要です。
広くアンテナを張って、情報を集める習慣を身に付けましょう。

3-3.失敗を恐れず未開拓の物事に挑戦する

成功した実業家の共通点は、失敗を恐れず行動を起こしたところにもあります。先の見えない未開拓の分野への挑戦であったり、取り組んでいる途中で失敗したとしても、努力を続けたからこそ成功に繋がっています

現地の言葉が全く話せなくても、海外に移住すれば、新たなビジネスチャンスに巡り合う可能性は未知数です。新しくシューズブランドを立ち上げたければ、靴職人のもとに弟子入りして、まずは靴について学ぶもの良いでしょう。
ボランティアへの参加や、成功している実業家の秘書やサポート役への志願は、すぐ行動に移せる挑戦です。

実業家は、様々な挑戦・経験の中から、今まで世の中になかった新たなアイデアやオリジナルのサービスを見つけなければなりません。挑戦し続けられる行動力と、失敗を乗り越えられる精神力を持つ実業家を目指しましょう

まとめ

今回は、実業家を目指す方に向けて、実業家と起業家の違いや事業の始め方から、実業家として成功するためのコツを解説しました。

ベンチャーブームと呼ばれる昨今、起業する人は増加しています。実業家は、取り扱う事業の特性上、公益性を追求する必要がありますが、成功すれば収益だけではなく大きな称賛も得られる点が醍醐味です。

より良い社会を実現したいという志のある方は、ぜひ実業家を目指してみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

久田敦史

久田敦史

株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役

バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。

2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。

【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)

【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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